こんにちは。

 

小夜子です。


 

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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。

 

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。
 

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本日二回目の更新です。

お昼にあげた記事はこちらです☟

 

 


 

 

ぐっすりと寝てしまった夜明けさんを眺めながら涙が止まらない私。

 

 

・・・今週はもうおしまい。

 

また来週。

 

 

あぁ・・でも来週の土曜日は夜明けさん忙しいって言ってたっけ。

 

 

 

じゃぁ、また2週間後か。

 

 

遠いな・・・。

 

 

 

今日は疲れてないかな

気持ちに余裕がありそうかな

今日誘ったら嫌がるかな?

どうかな?

 

 

 

頭の中でぐるぐる考え続ける週末を私は一体どれだけ過ごせばいいのだろう。

 

 

いつも週末が来るたびに様子を伺って、

夢が叶うことはなくって・・

 

「また1週間我慢すればいいだけ」って言い聞かせてきた。

 

 

 

考え方を変えて「楽しみが一週間伸びただけだと思おう」と前向きに持って行こうとしたことだってあった。

 

でも・・自分の中での考え方をどれだけポジティブに変換しようとしたって実は変わらないんだもん。

 

 

 

 

どれだけ自分で自分を慰めても!

自分で自分を励ましても!!

前向きに、ポジティブに考えようとしたって!!!

 

どんなに頑張ったって

 

夜明けさんは私を抱いてくれない。

 

 

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毎日こんなことを考えてるわけではないんです。

 

専業主婦だから、暇だからそういうこと考えるんでしょ?って思われるかもしれないけど、

毎日考えてるわけじゃない。

 

 

私にも取り柄があります。

 

私の長所は、

環境の変化に適応していく能力が比較的高い所。

 

 

夜明けさんと結婚して

 

友達も知り合いもひとりもいない街に引っ越してきました。

 

 

 

友人の中には地元を離れることがどうしても受け入れられなくて婚約破棄した友達もいました。

 

「地元に残る」「慣れ親しんだ土地で暮らす」ことを人生の中で優先するのもその人の生き方の一つだと思ったので否定はしませんが、

 

そういう意味では私は地元に全くこだわらないタイプでした。

 

 

生まれ育った場所に特に思い入れもありません。

 

どこでも住めると思いました。

 

 

 

知り合いもゼロ。

土地勘もゼロ。

何処に何があるのかもわからない1からの生活スタートです。

 

 

仕事も辞めました。

続けたかったわけでもないのでそれに対して未練はありません。

 

 

夜明けさんに「ついてきた」っていう表現もおかしいです。

 

自分で選んでここへ来ました。

 

 

・・それでも・・・いくら男女平等が叫ばれている世の中でもやっぱり女性の人生にはパートナーの職業に左右されることが多いですよね。

 

苗字を変えることひとつとってもそうであるように、

パートナーに合わせて人生プランを練り直していかないといけないのは女性の方だと思います。

 

 

私も夜明けさんが転勤族でなければずっと同じ場所で仕事を続けられていたかもしれませんし、別の生き方もあったかもしれません。

 

結婚すると、相手の職業や家柄などの影響で仕事をするしないひとつとってもなかなか自分の意志だけでは通せないところが多くなってくるのもまた女性だと思います。

 

 

 

 

 

そんな中でも私は持ち前の好奇心を発揮して、

 

どんな場所でも、どんな環境でも、

 

暮らしの中に楽しみを見出だして、明るく前向きに生きていこうとしました。

 

 

 

夜明けさんがお仕事に行っている間には

 

 

 

街をひとりで歩いてみたり、

新しいお店に入ってみたり、

お料理の研究をしてみたり、

 

 

新しい暮らし、新しい街に

 

ささやかな楽しさを見つけて

 

 

 

一日の大半を

 

一人で過ごす時間を

 

しなやかに過ごしているつもりでした。

 

 

 

 

 

ただ・・・週末が近づく度に、

 

なんとも言えない寂しさが静かに忍び寄ってくるのです。

 

 

 

 

 

私が唯一出来る「夜明けさんを幸せに出来ること」といえば、夕食作りを頑張ること。

逆にいうと料理ぐらいしか打ち込めるものがありませんでした。

 

男は胃袋で掴め!という言葉があるように夕食に何品もおかずを作ってじっと夜明けさんの帰りを待ちました。

 

 

 

 

遅くても一緒に食べようと待っていました。

 

夜明さんが帰ってくるとすぐに温めて、ベストな状態で出せるようにしました。

 

 

「旦那が淡泊」

 

ということは・・・

 

精のつく料理を出してみるといいんじゃないかと思いました。

 

 

 

精力がつく素材を選んで出してみたりしました。

 

でも・・そんなのな~~~んにも変わりません。

 

 

うなぎを出してみたって、

にんにくを入れてみたって、

山芋を出してみたって!

 

どんなに美味しい料理を作ったって!

胃袋掴んだって・・

 

なんにも変わらない。

 

 

満腹になって寝てしまうだけ。

 

 

 

私がどんな気持ちでいるかも知らないで夜明けさんは今日もいつものように

くっつくだけくっついて、夜になるとスッと離れる生活を繰り返しています。

 

 

 

 

スマホゲームは夜中の1時でも2時でも出来るのに・・・

 

私との時間は30分すら取ってくれない。

 

 

 

 

なんでよ。

 

どうしてよ。

 

 

どこをどうすればいいのよ。

 

 

自分のマインドをこれ以上前向きに?

もっともっと前向きに持って行けばいいわけ?

 

これ以上前なんて向けないよ。

 

仙人にでもなればいいのかな。

 

 

 

 

これまでの人生、私は、

 

努力は裏切らないと信じて生きてきました。

 

努力は必ず報われる。

 

 

 

そう信じて生きてきたのに、

 

 

 

どう努力していいのか分からなくなってきました。

 

 

 

 

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どんなに努力したって、努力の方向性が間違っていると実らないんですよね。

 

 

後から「あーすればよかったのに」とか「こうしたらよかったのに」っていうのは簡単だけど・・・

すべては過ぎ去ってしまったこと。

 

あとからなんてどうとでも言えますよね。

 

まるで、織田信長に「あの時本能寺にいなかったらよかったのに」って言うのと同じぐらい無意味なことだと思います。

 

ただ唯一出来ることとすれば、過去の自分の歴史を振り返って、そこから学び今後の人生に活かしていくこと。

これは誰でも出来る事だと思います。

 

私はその作業をするために、12年の辛い歴史をひとつずつ拾い集めて毎日綴っているような気がしています。