こんにちは。

 

小夜子です。


 

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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。

 

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。
 

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前回のお話はこちら。

 

 

今日はお昼と夜の2回に分けて更新したいと思います。

ドロドロと暗い記事が続きます。

 

 

 

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決戦は土曜日。

 

消去法的に考えたら私達に与えられているチャンスは土曜日の夜しかないのです。

 

すべての条件がそろっているある土曜日。

 

 

 

爪を切り始めた夜明けさん。

 

やっと今夜こそ私を誘ってくれるに違いない。

 

 

期待した気持ち半分と、傷つかないように期待しないでおこうとする自分が半分。

 

それでも心の中では期待して待ちました。

 

 

 

 

22時

 

スマホゲームを楽しむ夜明けさん。

 

これはいつものことです。

 

 

 

仕事で忙しく疲れているはずなのに、夜は遅くまでひたすらスマホゲームしています。

時刻は1時2時になることもありました。

 

 

私からしたら何が楽しいのかわからないのですが夜明けさんはスマホゲームにとにかく夢中でした。

 

 

 

 

23時

 

まだまだゲームを楽しむ夜明けさん。

 

・・・まだかな。

 

いい加減声かけてくれてもいいのにな。

 

 

24時・・・・

私は身支度整えていつでもスタンバイオッケーです・・・!

 

 

でも、待てど暮らせど誘いに来る気配はありません。

 

 

 

・・・これは・・・私の思い過ごしかもしれないぞ。。

 

 

1時間ごとに私の期待は1メモリずつ目減りして・・・

24時になると・・・

 

 

もはや、期待値ゼロに限りなく近くなっていました。

 

 

 

 

ひとしきりゲームをやり終えると

 

 

 

 

・・・ぐっすりスヤスヤと眠ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

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静まり返る寝室。

 

 

 

 

 

 

 

なんだ。

 

 

いつも通りの休日じゃないか・・・・。

 

 

 

 

 

がっかりしました。

 

 

そして、恥ずかしさがこみあげてきました。

 

 

 

 

ただ爪を切っただけの夫に勝手に心を躍らせてしまった自分が恥ずかしい。

 

 

 

 

悲しくなりました。

 

 

 

私だけが心の中で色々考えて、

 

 

いそいそと身支度整えて・・・

 

 

 

バカみたい。

 

 

 

 

涙がにじんできました。

 

そんなに私、ダメ?

スマホゲームよりもダメ?

 

週末が来る度にタイミング見計らってドキドキして、

観察して気を配って・・・

 

そこまでしても私じゃそんな気になれない?

 

 

一度溢れ出したら止まらない作りになっているのか、1滴出たらもう最後。

 

次から次へと溢れてきてしまって、声を押し殺して泣きじゃくりました。

 

 

 

枕元で私が涙を浮かべていることを夜明けさんは知りもしません。

 

私が泣こうがどうしようが夜明けさんは気づきもしないし、明日の朝になったらまたいつもの日常が始まるだけ。

 

 

現実は何も変わりません。

 

 

 

眠る夜明けさんを暗闇の中で見つめました。

 

 

 

・・・・またか。

 

 

 

結局同じ。

 

 

 

いつかのあの時と変わってないじゃない・・・。

 

あの時から何も前進してないじゃない。

 

 

 

 

スマホゲームは何時間でも出来るのに、私との時間は1時間でも取ってくれないの・・?

 

 

 

 

疲れてるっていうから。

忙しいっていうから。

 

精一杯気を使っておりこうさんにしてるのに。

 

 

 

 

 

たたき起こす?

 

・・・できない。

 

泣きわめく?

 

・・できない。

 

 

夜明さんが一番嫌うタイプの女です。

 

 

 

 

私達、前にしたのいつだっけ?

 

 

去年?

 

いつだった?

 

 

 

もう忘れそう。

 

 

 

 

 

「結婚したらいつでも出来るんだから・・・」

って言ったくせに。

 

 

 

 

 

 

する気ないんだったらあんなこと言わないでよ!

 

 

 

今週末もまた何も起こらず・・・いつもと同じ週末だった。

 

今日一日ドキドキしてた自分が・・・バカみたい。

 

 

 

私の唯一の心の希望の光がまたひとつ弱まりました・・・。

 

 

 

この時の寝室ほど隣で寝ているのに寂しいものはありません。

 

 

 

私と夜明けさんの間には底の見えない深い大きな川が流れているようで、二人でいるのに果てしなく孤独な気持ちです。