こんにちは。

 

小夜子です。

 

 

昨日はフェムケア回でした^^

 

 


 

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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。

 

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。
 

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こうして結婚した私達。

 

 

 

我慢・頑固・負けん気の3点セットを担いで結婚した私。

 

結婚前に夜明けさん以外の人との経験もあったことで、あくまでセックスは結婚生活においてメインディッシュではなくサイドメニューなんだということを再確認し、

以前ほど漠然とした不安を抱かなくなってはいました。

 

 

 

なにより一番大好きな人とこれからの人生を共に歩める喜びの方が勝っていました。

 

 

私達は24歳になりました。

 

 

夜明けさんは必ずしもパーフェクトな人ではないけれど、

それは夜明けさんから見た私もきっと同じなはず。。

 

 

私だって欠けてるものだらけだし、

お互いの足りない部分はそれぞれ得意な方が補いあって生きていけばいいと思っていました。

 

 

 

話も合うし、気も合うし、優しいし、

私にないものを持っている夜明けさんを信頼し、

 

この人と一緒だったらどんな困難も乗り越えられるだろうなと確信して結婚を決めました。

 

 

私は必ず夜明けさんと幸せな家庭を築いてみせる。

 

 

 

嫁入り道具は特に用意してもらいませんでした。

婚約指輪もいりませんでした。

 

わずかな自分の荷物を段ボール5箱に詰めて新居に引っ越しました。

 

 

 

新しい家は3LDKの大きなマンションでした。

2人で暮らすにはもったいないほどの広さでした。

 

リビングには大きな窓が一面についていて、街がよく見渡せました。

 

窓の外にはいつも曇りがちなグレーの空が広がっていて、

少し遠くの方に大きな山と一日中休まず白い煙を吐き出す大きな煙突がありました。

 

 

2人で選んだ新品の家具、新しい家電、

 

 

そして6年経ってようやく何も気にせず二人で暮らせる毎日。

 

嬉しくてたまりませんでした。

 

 

それまで実家暮らしだった私にとっては新生活がとても輝いて見えました。

 

 

私は念願の専業主婦になりました。

 

完璧な良妻賢母を目指そうと思いました。

 

夫が外で仕事に打ち込めるように全力で支え、子どもを産み育て、家族に尽くしていきていく、それが私の進むべき道だし夢でした。

 

 

とても幸せでした。

 

 

 

結婚する前に先輩から頂いた助言がありました。

 

 

「白馬の王子様が迎えにきて結婚するんじゃないよ。

 

幸せは与えてもらうのではなく、

与えるもの。 」

 

 

この言葉がズシンと胸に響きました。

 

 

「あなたのことを理解できるのは私しかいない!」とプレゼンしてヨリを戻したこともあり、

「これからは私が夜明けさんのことを幸せにしてあげるんだ」

 

そう覚悟しました。

 

 

 

 

 

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しかし、よく考えてみると結婚する少し前から夜明けさんはある言葉をよく口にしていました。

 

子どもについてです。

 

結婚するにあたっては当然今後の人生について話し合いますよね。

子どもについてはもともと夜明けさんは「欲しい」と言っていました。

 

私は「絶対欲しい」と思っていました。

 

 

ただまだ結婚したのが若かったこともあるので、夜明けさんは

 

 

「結婚してすぐは二人きりで自由に暮らしたいから、子どもはまだいらない。

 

もう少し落ち着いたら子どものことを考えよう」という意向でした。

 

 

 

 

私自身もたしかに二人っきりの生活を楽しみたいという思いもあったので

この考えには賛成していました。

 

 

子どもをいつ作るかという話は

結婚生活を進めて行く上であらかじめ握っておくべき重要事項ではあるのですが・・・

 

 

 

夜明さんが「子どもはまだいらない」というたびに、

 

私の耳には「セックスもしなくていいよね」「セックスする理由がないよね」と遠回しで念を押されているような気がしてくるのです。。。

 

 

子づくりとセックスって必ずしもイコールではないですよね。

 

 

 

動物は子孫を残すための繁殖目的でしか交尾をしませんが、

ヒトにとっては愛情確認作業だったり快楽のためだったり、

一種の娯楽のような要素もかねているのです。

 

 

私にとってのセックスは夜明けさんの愛情を確認する作業ととらえていました。

 

 

 

 

子どもの事はまだ先でも構わないけれど、

それとこれとは別で

夜明けさんと時々はしたいと思っていました。

 

 

・・・でも、夜明けさんは遠回しに私が「そんな気」を起こさないように釘を刺してるような気がしてならないのです・・。

 

 

 

 

でもあの時、たしかに夜明けさんは私にこう言いました。

 

 

 

 

結婚したらいつでも出来るよ

 

 

 

 

「子どもだって欲しいと思ってるし。

一緒に暮らすようになったらいつでも出来るんだから」

 

 

 

夜明けさんはたしかにそう言って私の気持ちをなだめてくれました。

 

夜明けさんのその言葉を聞いて私は安心しました。

 

 

これからは帰る時間を気にしなくてもいいんだ。

いつでも出来るんだ。

 

私にとってこの言葉は希望の光でした。

 

 

 

 

 


 

 

でも、その希望の光は日に日に光を弱めていきました。

 

いわゆる「初夜」というもの。

 

2人で初めて一緒に過ごす日の夜です。

 

 

 

初夜といったって・・

結婚式で顔を合わすような時代でもないし・・

 

今さら、、と思いつつも

実は

それなりに期待はしていました。

 

 

 

 

でも

 

 

何事もなく過ぎ去っていきました。

 

 

 

なんとなくそんな気はしていたのでこの日はそこまで気になりませんでした。

 

 

・・いいんです。

 

 

バタバタと引っ越し作業もありましたし、

そもそも付き合いも長いですし、わざわざ初夜というほどのものでもないし・・・

特に気にしていませんでした。

 

 

気にしないようにしました。

 

 

 

いずれ生活が落ち着いたら・・・と思う事にしました。

 

 

翌日も何もありませんでした、

三日目も何もありませんでした。

 

次の週末も何もありませんでした・・・。

 

いずれ、そのうち、と思っていたけど・・・

1か月経ってもありません。

 

 

すっかり引っ越し作業が終わり、新居もとっくに整って、

主婦として生活リズムが作れてきました。

 

 

「いずれ落ち着いたら・・」と待ち続けた生活が今まさにやってきています。

 

 

いつでも私はOKです!

いつでも出来る!

 

余裕です。

 

 

何も忙しくないし、

何も大変じゃないし、

どこも疲れていません。

 

 

でも相変わらず夜明けさんは

 

その気配を感じさせません。

 

 

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心のどこかでは気になっていました。

 

 

かといって私から言いたくありませんでした。

 

 

過去に何度か自分から夜明けさんを誘った事があるのですが、

夜明けさんからストレートに「いいよ」と返事を貰ったことがないからです。

 

 

毎度、困ったような、どこか怒ったような、不機嫌になったような・・

なんともいえない微妙な空気が流れてしまうので、

極力私からは誘いたくありませんでした。

 

 

 

何より夜明けさんが毎日外で必死に働いてくれてるおかげで、

私は家でゆっくりできているのだから

 

文句を言ったらダメだ。

 

 

これ以上彼に負担をかけたらダメだと自分に言い聞かせました。

 

 

 

そこで 私は希望の光をさらにもう一歩遠くに置いてみることにしました。

 

楽しみは先に取っておいたほうがいいとも聞くし。

 

 

 結婚式の準備もあるし・・・

いずれ落ち着いたら・・と思うことにしました。

 

 

 

 

 

それになんだかんだいって結婚式の準備を二人で頑張ることが私達にとって良い口実にもなっていました。

 

 

 

忙しさは目先の問題を忘れさせてくれます。

 

 

週末は打ち合わせや準備で忙しかったので「セックスなんて取ってる時間はない」と思う事にしました。

 

 

 

夜明けさんからも「結婚式が終わるまではそれどころじゃないよね」という雰囲気をビンビン感じていました。

 

別に忙しいことはそんなにないのに・・・。

 

 

そしてたくさんの友人に見守られ、最高の結婚式を挙げる事ができました。

 

・・・結婚式が終わってしまいました。

 

新居の引っ越しも終わって、新生活も落ち着いて、結婚式まで終わって・・・

いずれ、落ち着いたら、そのうち、と思っていたものがすべて終わってしまいました・・。

 

 

 

もう先延ばしの理由になるものは何もありません。

 

 

 

目標だったものは全てやり遂げてしまいました。

 

 

 

でも

 

結婚式が終わっても

 

結婚式後一日経っても二日経っても

次の週末になっても


 

何もありませんでした。


また私の中で自問自答が始まる日々がスタートしました・・・。

 

 

どうしてなんだろう。。。

なんでなんだろう・・・。

 

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不安が色濃くなってきました・・・。

 

 

だいじょうぶかな・・・。

 

 

 

世の新婚ってどのぐらいのペースでセックスするものなんだろう。

 

 

新婚でこんなにしてない夫婦いるのかな・・・。

 

 

 

いくらなんでも少なすぎるんじゃないか・・・。

 

 

セックスレスの定義を調べてみました。

 

 

 

日本性科学学会が1994年に定義したところによると、

「セックスレス」とは「特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと」を指します。

 

と出てきました。

 

 

 

い・・一か月!?

そんなに短いの!?

 

ショックでした。

 

 

 

 

 この定義からすると既に立派なセックスレスに当てはまります。

 

 

 

かといって世の夫婦が毎月必ず相撲を取っているとも考えにくいので、

百歩譲って「3か月に一度」とか「半年に一度」が妥当なところだとしましょう。

 

 

だとしても私達は3か月も半年もとっくに過ぎてしまっていました。

 

 

 

一か月どころか私達既に数か月経ってしまっています。

 

 

へたしたら結婚前からしてないので・・余裕で半年は越えてしまってます。

 

 

特別な事情・・・など何もないです。

 

新婚なのにゼロ・・・。

 

 

 

 

 

 

私達何かがおかしい・・・・。

 

 

 

でもそんなこと相談出来る相手が誰もいませんでした。