こんばんは。

 

小夜子です。

 

 

夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫.夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

単なるセックスレス解消ブログではなく、

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。

 

 

 

昨日の記事にもいいね・コメントありがとうございました。

 

 

 

 

暗闇の中で自分と戦い続け、ろくに眠れず、

 

結局私がどうしたかというと

 

早朝五時。

 

 

 

まだスヤスヤと眠る夜明けさんを起こさないように、こっそり部屋を抜け出して

 

朝一番に逃走しました。

 

 

絶対に夜明けさんが起きないようにこっっそりと荷物をまとめ、

そろっ・・・とドアを閉め、

 

モヤモヤした気分のまま 早朝の田舎町の乗ったことのないバスに乗って駅に向かい、

始発の列車に乗って家に帰りました。

 

 

 



本来であればこの日も最終電車までは

丸1日夜明けさんと過ごす予定にしていました。

 

 

それなのに早朝にこっそり夜明けさんを起こさないようにして帰ったのは

 

優しさなんかではありません。

 

 

 

復讐です。

 

 

目を覚ました夜明けさんが驚けばいい。

私がいなくて焦ればいい。

起きた瞬間青ざめればいい。

面倒くさいことになったと思い知ればいい。

 

 

あえて夜明けさんが困りそうな手法を選んだのです。

 

 

 

 

たかが一晩ないぐらいで、

機嫌を損ねて逃走して帰るなんて自分でもややこしい女だってわかってます!

 

 

分かってるけど・・・

 

私なりの精一杯の抵抗でした。

 

 

 

少し前から二人の間に起きている変化を感じ取っていました。

 

どんどんどんどん回数が減って、

中身も味気なくなっていってることを私はひそかに気にしていました。

 

 

 

そしてこの日ついに心の引き金を引いたのです。

 

 

 

夜明けさんとの結婚が決まったことと反比例して、だんだん私に興味がなくなっているんじゃないか。

 

 

早くも同居人のようになってしまっている二人の関係に悲しみと怒りが交互にやってきて、

 

 

 

 

 

 

 

「このまま結婚して本当に幸せなのかなぁ・・」という不安と

 

「とはいえセックスが少ないぐらい人生の中で大した事じゃないか」と言い聞かせる気持ちと

 

「いや、結婚したらきっとうまくいくはず」という期待と、

 

 

いろんな感情がごちゃまぜになりながら家に帰ったのでした。

 

 

 

 

 


 

 

たびたび伝えているように、この手の話って片方の視点だけで語れないんですよね。

 

 

私には私の言い分があるように、夜明けさんには夜明けさんの気持ち・言い分があります。

 

お互いの立場によって見方が変わる、だからこそ難しい。

 

 

 

 

私自身、セックスレスを乗り越えていく上で

まず、何が一番大変だったかというと

「レスする側の気持ちを正しく理解する」事だったと思っています。

 

 

 

 

セックスできない夫が一体何を考えているのか、何を思っているのか、

その本音を知る事は時に辛く、

身をえぐられる思いで悲しくなったり、何度も泣きましたが

そこを理解をしない限りは乗り越えられなかったと思っています。

 

 

 

なので、今回のお話では私の視点だけではなく、夫である夜明けさんの正直な視点も交えて描いていきたいと思っています。

 

 

今、まさに悩んでいる最中の方にとっては

 

夫目線からのお話が辛いと感じるかもしれないですし、

悲しくなってしまうかもしれないですが

 

夜明けさんの言い分はおそらく大なり小なり「妻を女として見れない夫」の代表的な意見だと思います。

 

 

 

そこをぐっとこらえて、まずは夜明けさんの気持ちを真摯に認めるところからスタートします。

 

 

 


 

 

小夜子の夫の夜明けです。

 

image

 

バトンタッチをして今度は男側のボクからの視点で当時を振り返っていきたいと思います。

 

 

あまり思い出したくない思い出ですが、今でもあの時の事は覚えています。

 

朝起きたら小夜子が忽然と消えていました。

 

 

でも、そこは長年の付き合いのおかげなのか、

 

いない理由はすぐにピンときました。

 

 

 

 

つづく。