今思えば、結婚当初から●●の言動の端々にその本性がにじみ出ていた。

●●はよく、急な出費や毎月の支払いを浪費のために支払えなくなったとき、私に「今手持ちがないからお願いしていい?」と言った。

お願いってなんだろう。金を払ってもらうのに、その後どうするのか明確にしないのはおかしい。夫婦といえども貯金は私の婚前のものだ。それを自分の浪費から拝借せざるを得なくなった。具体的な誠意を示す必要があるのではないか。

せめて、お金を貸してくださいなのか、お金をくださいなのか。返すつもりなら、来月から小遣いからいくらずつ返済するだとか、示せるはずだ。それすら向き合わずに、

今回はお願いしていい?

毎回そう言う。
そうやって結局、一円も戻らなかった。私にも、私の親にも。

私はこの無責任さに気づかなければならなかった。
浪費癖があって女に金をもらわなければ支払いのできない男だということから目を背け続けた。