●●が、明日離婚についての話し合いをすると言ったのが2週間ほど前。それからのらりくらり、かわされ続けている。

彼は離婚するつもりだと思う。
子供と約束した電話もしなかったのだから恐らくそうだろう。

●●は今、離婚後の子供へ対する責任から、いかに逃げるか、どう言い訳をするか模索しているだけだろう。
けれどどう考えても4才と1才の我が子を切り捨てるという最低最悪の選択を正当化する理由が見つからず、離婚後の養育費などによる経済的な圧迫にも恐怖を覚えているのかもしれない。


電話をしても事務的な話は饒舌で、今後の私たちについての話になると急に黙り込み、電話の調子がおかしいだとか会議だ仕事だと、随分とタイミングのいい言い訳をしては電話を切る。
借金もなんのその、隠れて契約した高級スマホの性能はそんなものか。


私はただ、離婚を早く決めて次のステップ、つまり調停へ持ち込み、好条件で離婚して公的な権利を得たいだけなのだが、そのスタート地点にすら立てていない。
半年前に別居を始めたときは3ヶ月ほどで●●の元へ戻る予定でいたため、住民票の移動をしていない。私名義の車も彼が使ってしまっているし、逃げられ続けてはこちらも不都合が多い。



事務的な連絡の必要があったその電話口で、

カウンセリングにいかないか。

思い切ってそう伝えた。

学生時代から、そうやって家族や学校や友達や借金から、自分のデメリットがいくら大きくても逃げ続けてきたでしょう。その代償が積もり積もって今、再生不可能なところまで来てしまっている。
第三者に介入してもらって、幼少期からの自分の過去を振り返る必要がある。
今逃げることを止めなければ、子供の父親として存在することすらできなくなるし、子供があなたのような大人になってしまう。

養育費も払わず面会にも来ない父親になられても困るという具体的な本音は、私なりのオブラートに包んで説得をした。

するとやはり会議がと言い出して、電話はあえなくぷつりと切られた。


こうやってまた、私と子供の人生まで浪費されていく。


●●は、部屋が散らかってはゴミを押し入れに押し込め続けた子供のようだ。押入はもう満杯で、襖が膨らみ始めている。彼は今ゴミを手に、これをどこに押し込めようと悩んでいるわけだ。