雨が降る日をやり過ごすには

 

 

 

 

雨が降ると占い師が流行る

ここ数日、雨降りが続いている地方があったり

関西は週明けに台風直撃かもしれません。


先日、テレビの情報番組で

「雨が降ると占い師が忙しくなる」ことを検証していました。

その結果、本当に占い師への相談件数が多いとなりました。

 

 

 



 

 

確かに、曇りや雨の日は晴れの日よりも

気圧が低いせいで、

気分の落ち込みだけでなく

頭痛や肩こり、腰痛などを

引き起こしてしまうことがあります。

 

それは、「気象病」の症状です。

気圧の変化によって、

気分の落ち込みや体の不調がでるようです。

気圧の変化は耳の奥にある内耳で感じ取り、

自律神経のバランスが崩れるのです。

 

 

不調の原因は自律神経にあり

 

 

 

自律神経のバランスが崩れると、

リラックスできにくくなり、

睡眠にも影響します。

睡眠不足では、集中力も欠け、

イライラしやすくなります。

 




また、曇りや雨の日は日光を浴びる時間が減り、

幸せホルモンであるセロトニンが

作られにくくなるため

気分が落ち込みやすくなります。

 

セロトニンは夜になると

眠りを誘う「メラトニン」

というホルモンに変化して熟睡を促します。

つまりセロトニンが減ると、

気分にも睡眠にも悪影響を与えてしまいます。

 

そんな雨の日には、次の4つの過ごし方をおススメします。

 

 

①   ストレッチをする。

 

  体を動かすことで血流を良くなり、

  体のだるさが改善し、

  脳に酸素が十分にいくことで、

  頭もスッキリします。

 




 


②   38度のぬるめのお湯に浸かる。

 

  副交感神経が働きリラックスできるので

  良い睡眠へ導きます。

  また、全身を温めることができ、

  血流も良くなります。


  好きな香りの入浴剤を入れると

  アロマ効果も得られ、

  より一層リラックス効果を期待できます。

 




 

③   デジタルデトックスをする。

 

  スマホからは良い情報も得られますが、

  不安を煽るような情報も得てしまいます。

  そのせいで気分の落ち込みやすさに

  拍車をかけます。


  普段からスマホが手放せない人は、

  雨の日は読書や映画を観る時間に

  するのも良いでしょう。

 





 

④   耳をマッサージする。

 

  気圧の変化は内耳で感じ取ります。


  耳の周りの血流が悪いと

  内耳のリンパ液も一緒に滞り、

  めまいや頭痛などの症状を

  引き起こすと考えられています。


  そんな時は


  両耳をつまんで上下左右に引っ張ったり、

  つまんだままクルクルと回したりします。


  最後に、手のひらで耳全体おお覆い、

  円を描くようにゆっくりと回しましょう。

  耳と耳の周の血流が良くなることで、

  症状が改善されます。


  できればマッサージは

  症状が出る前に行う方がより効果的です。

 






梅雨の季節を元気に乗り越えるために、

4つの過ごし方をしてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

 

人生最高の日は雨降りだった

 

 

写真家で作家の幡野広志さんは

息子さんの生まれた日が雨降りだったそうで

その日から、雨の日が好きになったそうです。

 

人生最高の日が雨降りだと、

雨の日が好きになると聞いて

捉え方って大事だなと思いました。