夜勤明けでそのまま天理の病院に行き

次男の手術の予約と術前検査をしてきました。
 
 
ちょうど長男が帰ってきてたので
生駒駅でピックアップしてもらい
天理の病院へ向かう。
11時の予約にギリギリ間に合うかも。
次男は一足先に父が送り届けてくれるはず。
 
朝から美容室に行きそのまま私をピックアップするので、きっと何も食べてないだろうと
駅中でサンドウィッチを購入。
「サンドウィッチ買ってきたよ。食べる?」
「僕もシュークリームとエクレア買ったよ。どっちがいい?」
SAVASとコンビニスイーツが入ったビニールの袋が
差し出される。
口元が緩む。「ありがと」ストローを刺してココア味のプロテインを一口飲み、エクレアを彼に手渡した。
結婚式の準備は進んでいるのか尋ねると
「うーん。なかなか。彼女のドレスに3時間かかったけど、決まらんかった」
まだ、ドレスを決めかねているらしい。
やれやれ。
結婚式の準備のメインイベントだから仕方ないとは思うものの、新潟から帰り、毎回ドレス選びに
あちらのご両親と何時間も待つのは大変だろう。
今日も夕方から彼女と会うらしい。
新郎の母は出る幕はなく、何もしてあげられない。
待つことが嫌いな彼は、どんな顔をして3時間も待っていたのだろう。
ハンドルを握る横顔は少し疲れているように見えた。
 
 
 
 
 
病院に着くと待合室の椅子に座る次男がいた。
我が家の子ども達は頭ひとつ飛び出ているおかげで
探しやすい。
「夜勤明けにごめんなー。もうすぐ呼ばれると思う。
今日も注射するかなー」
前回のブロック注射が相当痛かったようで
手術のことより注射の方が気になるらしい。
 
次男が呼ばれ、2人で診察室に入る。
先生に挨拶してると診察室の扉から父が、続いて
長男まで入ってきた。
やれやれ。
「で、手術日はいつにする?
その前に造影剤入れて神経がどう走ってるかの検査もしてもらおうと思う」
先生の説明が始まる。
「えっと、明日から免許合宿行くんで、その後でお願いします。今日ってこの前の注射します?」
「どうやった?この前のん、効いてた?」
「痺れは残ってましたけど、腰は痛くなかったです」
「効果はだいたい1週間で消えるから、効いたんやったら打っといたら?これからいくつかの検査も受けてもらうけど、どっち先にする?」
次男の顔が引きつった。
「注射先にお願いします!
嫌なことは先に済ませたいんで」
やはりブロック注射のことしか頭にないみたい。
手術の説明などを聞き、日程を決めて
ブロック注射に呼ばれるまで待合室で待つ。
 
前回、突然アルコール綿で消毒されたのにも驚いたらしい。
うつ伏せになり、ジャージとパンツを少しずらしたら、急に腰とお尻の境目ぐらいに冷たい物で拭かれたそうだ。
それは驚くだろう。
見えない場所に突然のヒンヤリ感、それだけでも恐怖を感じると思う。
処置の前に「今から消毒しますね。少し冷たいですよ」などの声かけは必要だと看護学校で習うはずなんだけどねー。
私も朝から5人採血してきたけど、駆血帯で腕を縛る前にも「腕縛るんで、痛いですけど我慢してくださいね」って言うたよー。
次男と話していると名前を呼ばれる。
ブロック注射かと思えば
コルセット作成のための採寸らしい。
聞いてないよー!
誰からも、何も聞いてない!!
腰の手術後には必要なんだろーなとは
何となく想像できるけど
何万円もするコルセット!!
拒否はしないけど説明はして欲しい。
医者が説明し忘れたなら
看護師がフォローするのが普通でしょ???
とはいえ、それはわたしの『普通』であって
この病院の普通ではないのかもしれない。
アンガーマネジメントしてて良かった。
不毛なべきに振り回されて怒ると
余計に疲れてしまう。
これから検査の山が待っている。
(検査を受けるのは次男だから
待ち時間の山とも言うけど)
 
ブロック注射が終わると1時を過ぎていた。
下肢静脈瘤の検査の予約は4時半。
その間に採血、胸部レントゲン、心電図、呼吸機能検査、リハビリ検査を受ける。手術前日には造影剤を使う検査もある。
やれやれ。
先は長い。