「感性」のマーケティング
心と行動を読み解き、顧客をつかむ
Yuji KOsaka
小阪裕司
PHPビジネス新書
本書は、読む前に自炊した本なので、今般、PDFで初めて
目を通しました。
男女の脳の違いについて触れている個所は、まさに私と
妻との会話そのものだなーと思った次第です。
私はイラッとしてしまいますが、著者のように開眼でき
るでしょうか。
~男性は一つのものごとについて話しているときは、まるで
一心不乱にろくろを回す陶芸家のように、一つのことに集
中している。しているというか、男の脳はそうなってしまう。
しかし女性は一つのことを話しているときも、まるで回転寿
司でお寿司の皿をとるように、次々とまったく別の話題に移
ることができるのだそうだ。
男女の脳機能の違い――それまでまったく持っていなかつた
このものの見方、つまリフレームを得た私は、それから見える
世界がまったく変わった。妻との会話は相変わらず飛ぶが、い
らいらすることもなくなった。それは私の人生が一つ豊かに
なったということでもある。~
では、概要はつぎのとおりです。
▼感性のマーケティング
「感性」のマーケティング」とは、人の「感性」という
ものをビジネスとして真正面から扱って、マーケティン
グに活かし、ビジネスとしての現実的な成果を上げてい
く、そういうマーケティング理論であり、マーケテイン
グの実践手法のことだ。
それは人の心と行動を読み解き、顧客をつかむことを成
し遂げる方法でもある。
あなたが行っていることがビジネスとして社会から正当
に評価され、愛されるための方法でもある。
▼感性フレームと実際の行動
行動の背景にあるのが「感性」。消費者は、心理的な快
で行動を起こす。感性工学の知見では、人には「快」と
感じることしか行動しないという原則がある。
しかし、感性を考えているビジネスパーソンは少ない。
商品開発現場から流通、販売、その後のアフターフォロ
ーまで、あらゆるビジネス現場で、ビジネス全体を一気
通貫してお客さんに価値を伝えていくことができていな
い。
ビジネスで画期的な成果を上げる決め手は、感性フレー
ムと実際の行動なのである。
感性フレームからビジネスを組み立てていくには、その
ための基本的な思考の材料がある。この思考の材料を、
「モジュール」と呼ぶ。
主なモジュールは三つある。
① 感性トレンド② 感性メカニズム③ 認知メカニズム
▼「顧客満足度」も振り子によって真逆になる
1990年代までは、接客においてどういうものが快と感じ
られていたかというと、どこへ行っても同じレベルのサ
ービスが受けられることだ。
ところが、今は変わってしまった。今は、「どこに行っ
ても個性的なサービスが受けられる」ことが快だ。そし
て、とても人間臭いサービスが受けられることが快だ。
▼ビジネスの原点
人が行動して初めて売上が生まれる。だからこそ人の心
と行動を読み解き、顧客をつかむことをビジネスの中心
として見据え、具体的に実行する。そうすることで売上
と
いうものは、思いどおりにデザインすることができる
のだ。
しかし実は、これは別に目新しいことではなく、多くの
ビジネスパーソンが見失ってしまったビジネスの原点だ。
だからこそ今、ビジネスは再びこの原点にもどるだろう。
そしてここからまた始まるのである。
では、四行読書日記で、私なりにまとめてみます。
1.(事実)一番印象に残ったものは何ですか?
お客さんの感性消費行動をデザインするということ。
注)一番印象に残ったことやアンテナに触れた事実を
一つ選んで書く。
2. (発見)直感的に思ったことは何ですか?
お客さんが知らなかつただけで、本当は彼らに必要であり、あると
とてもいいこと、それをマスターとして教えることは素晴らしい。
注)事実から得られた発見や感想などを書く。
3. (教訓)学んだことをひと言でいうと何ですか?
感性フレーム
注)学んだことを一般化、抽象化して書く。
4. (宣言)その学びを活かしてどうありたいですか?
私は感性フレームで人の心と行動を読み解いています。
注)「こうありたい」という姿を描き、そうなれて
いる自分を想像して現在進行形で書く。
雪かきに追われていて、ようやくブログにたどり
つけました。
ではでは














