2020年 世界はこうなる
長谷川慶太郎×田原総一郎
SBクリエイティブ
第1章 誰にも止められない中国崩壊
第2章 アメリカ、ロシア、日本はどうなる
第3章 なぜ共産主義は国家をダメにするのか
田原総一郎氏が長谷川慶太郎氏にインタビューした対談
物ですが、本誌の表紙の写真を見て、吹き出してしまい
ました。
口角が極端に下がったジャーナリストと自然に口角の上
がった国際エコノミスト。この時点で勝負ありでした。
◆決定的に日本と違う中国バブル崩壊
・バブル崩壊後も安定を保った日本の製造業
T(田原)
「失われた20年」というのは金融業界がつぶれただけ
で日本経済が失われたわけではなかった、というわけで
Zすか?
H(長谷川)
そうです。金融面での「失われた20年」だったのです。
金融界に限った表現です。
・中国はバブル崩壊後どうなるか
中国は経済そのものがカネ詰まりで、どうにもなりませ
ん。そして中国の製造業も相当に痛んでいます。
・中国が日本で太陽光発電に熱心なわけ
H 上海電力は中国で最大の国営電力会社です。その大企
業が祖国を見捨てようとしているのです。
中国内にある発電所は、経済が破綻したら大打撃を受け
る事になります。その時あてになる財産を残しておきた
い、という事で日本に投資しているのです。
◆中国の「量から質」への転換はあるのか
H (日本が「量から質」に転換し)効果が大きく表面化
するのは、1973年位第一次オイルショックが起きてから、
約19年後になります。1992年になって日本は特許の国
際貿易で初めて黒字になりました。
ですから簡単に「量から質」にひっくり返るものではあ
りません。
中国も経済的な苦境から脱却するために「量から質」へ
の転換を目的とした「新常態」を推進しようとしています。
しかし日本の例を見ればわかるように、これは1年や2年
でできないのです。
日本は自由主義だから、オイルショックという危機も克服
し、経済を発展させることができたのです。
となると自由主義ではない中国は大変です。中国共産党幹
部が考えるほど経済の立て直しは簡単ではなく、将来に向
けて日本経済はますます隆盛し、反面、中国は没落する一
方でしょう。
◆20世紀の戦争は国家総力戦で政治体制の変革を起こした
H 20世紀の大きな戦争は、国家総力戦であるからこそ、敗
戦国は必ず政治体制の変革が起こるわけです。
第一、第二次、冷戦も、例外はありません。それが原則な
のです。そういう事を指摘する歴史学者は一人もいません。
◆2020年に世界の勢力地図は変わる
T 2020年に東京オリンピックが開催されます。この時点
で世界の状況は大きく変わっているでしょうか。
H 変わっています。中華人民共和国は国としてオリンピッ
クに参加できるかどうかも危ないと思っています。参加で
きる可能性は少ないでしょう。
2020年の時に中国がなくなったらどうするのか。共産国
はなくなって、分裂したままになります。後継国家の参加
はあるかもしれません。
その時は北朝鮮もつぶれています。世界の勢力地図は
く大き変わります。そうすると日本が優位になります。
アジアは日本が取り仕切る事になります。
では四行読書日記で私なりにまとめてみます。
2020年 世界はこうなる
長谷川慶太郎×田原総一郎
SBクリエイティブ
第1章 誰にも止められない中国崩壊
第2章 アメリカ、ロシア、日本はどうなる
第3章 なぜ共産主義は国家をダメにするのか
中国の「新常態」は量から質への転換を目的としたもの。
(私的には、経済成長低下を言い繕っている印象だったので)
注)一番印象に残ったことやアンテナに触れた
事実を一つ選んで書く。
Q2. (発見)直感的に思ったことは何ですか?
中国では製造業界、金融業界がそれぞれが崖っぷちであること。
注)事実から得られた発見や感想などを書く。
Q3. (教訓)学んだことをひと言でいうと何ですか?
自由主義が源
注)学んだことを一般化、抽象化して書く。
Q4. (宣言)その学びを活かしてどうありたいですか?
私はオープンマインドで人々に接しています。
注)「こうありたい」という姿を描き、そうなれている
自分を想像して現在進行形で書く。
ではでは。

















