本は10冊同時に読め!
成毛 眞
三笠書房
本書は、これまでアップした読書技術系では異色の
存在かもしれません。
「本を読まない人はサルである!」と、挑戦的なリ
ード文。筆者は35歳で日本マイクロソフト社の社長
になった異色の人です。
「読書メモはとらない」と主張していますが、本コ
ラムの都合上、読書メモを取ってまとめてみます。
では、本書を紐解いてみましょう。
本書の副題は
生き方に差がつく「超並列」読書術
です。
1章 仕事も生活も劇的に変わる!
「速読」かつ「多読」の読書術
2章 一生を楽しみつくる読書術
人生は、読書でもっともっと面白くなる!
3章 「人生を楽しむ力」と「読書量」
忙しい人ほど本を読んでいる!
4章 まずは「同時に3冊」から!
実践!「超並列」読書術
5章 「理屈抜きで楽しめる」読書案内
私はこんな本を読んできた!
筆者は強調しています。
人生に効く「超並列」読書術は、「庶民」から抜け出
すための読書術である。他人ともっとも生き方に差が
つくのが読書の仕方である。
みんなと違う読書法が、本は10冊同時に読めというこ
とだ。仕事と人生に効く究極の読書術なのである。…
1章
・クリエイティブ・クラスになる読書術
ホワイトカラー、ブルーカラー+クリエイティブ・ク
ラス(自分の頭で考えて行動できる人)。
あらゆる仕事に対して「なぜ?どうして?」と疑問を
投げかけ、つねに工夫・改善していける人だけがクリ
エイティブ・クラスになれる。
そのために効果的なのが「超並列」読書術なのだ。とく
に能動的な読書法だ。
2章
・女王アリの読む本、働きアリの読む本
マイクロソフトの社長になれたのは、「庶民的」生活を
しなかったという一点だけだろう。
他の人が送るような新人生活を送らず、他の人と同じよ
うな場所にも行かず、他の人が読むような本を読まなか
っただけだ。
自分が進むべき方向性を定めなければ、読むべき本すら
定まらないのだから。
・読書に目的を持つな
読書は遊び
ひとつのことにかかりきりになるのではなく、いろんな
ことに並行して挑戦してみたら、新しい道が開けるかも
しれない。
3章
・「行列」と「混雑」は二大ムダ
たんに時間やお金だけの問題ではない。「庶民」に向け
て用意されたイベントに踊らされているかぎり、「庶民」
からは抜け出せないということだ。
・つねに「何か面白いことないかな」と考える
クリエイティブな人は、いわば採取民族である。ダラダ
ラと森の中を歩き回りながら、おいしそうな木の実はな
いかなとあたりを見渡すことも欠かさない。
・時間は増やすより「生かす」こと
子どもが子どもでいられる時間はとてつもなく短い。そ
の限られた時間でゲームをするのか、それとも本を読む
のかで一生が変わってくる。子どもがかわいければ、生
きた時間の使い方を教えることからはじめたほうがいい
だろう。
4章
・1を読んで10を知る本の選び方
書店で本を選ぶとき、1冊にかける時間は5分以内と決め
ている。
チェックすべきポイントは本のタイトルと帯のキャッチ
コピーである。つぎは目次にざっと目を通す。何も感じ
ないならその本はそれ以上読む価値はない。
2つ3つの見出しがめにとなったなら、「はじめに」を
読む。前書きを読んでもピンとこないなら本文は読むに
値しない。
それだけで不安なら、気になった見出しの項目だけざっ
と読めばいい。役に立つ情報が載っているなら「買い」
である。
目次と前書きを読んだだけでも、1冊の本を読むのと同じ
効果がある。立ち読みで目を通した本も、読んだ本にカ
ウントしていいだろう。
このとき大切なのは、「すっかり読んだ気」になること
である。内容を理解するのが読書なのである。
はじめは3冊からでもいい。エッセイあたりから始めて、
徐々にレベルを上げていけばいい。
・電子書籍をどう活用するか
端末を使い分ければいつでもどこでも読める時代になっ
たのだ。本を何冊も持ち歩いていた「並列読書家」には
福音だろう。
向いているジャンルは、小説、ビジネス書などどんどん
読み捨てていく感覚だから向いている。
・読書メモはとらない
そもそも「超並列」読書術とは、異なるジャンルの本を並
行して読むことでベクトルのまったく異なる情報を組み合
わせていく読書法なのだから、それぞれの本に分けて感
想をまとめてしまったら意味がない。
情報は頭の中で取捨選択し、整理するものである。
読書は文章を読み解くものではない。細部に集中すると
全体が見えなくなるので、本の世界観をつかめなくなる。
それでは、物事の本質をつかむことはできない。
ましてや、本を読むときに3色ボールペンを使うなど言語
道断だ。情報は得られても、感動は得られない。思考力を
養うというが、かえって思考を停止させているのでははな
いだろうか。
では、以上の書き抜きをマインドマップでまとめたので、
下記にお示しいたします。
最初は一枚にまとめたものです![]()
その2![]()
いかがでしたか。
![]()
以上をふまえ、私なりに四行読書日記でまとめました。
参考
1.(事実)は、一番印象に残ったことやアンテナに触れ
た事実を一つ選んで書く。
2. (発見)は、事実から得られた発見や感想などを書く。
3. (教訓)は、学んだことを一般化、抽象化して書く。
4. (宣言)は、「こうありたい」という姿を描き、そう
なれている自分を想像して現在進行形で書く。
ではでは。



































