「埋蔵能力」深ボリストが、あなたの真の才能を発掘します! -14ページ目




日常に侵入する自己啓発
 
~生き方・手帳術・片づけ~
 
(牧野智和)勁草書房



 

「日常に侵入する…」という表題に惹かれて手にした
 
本書は、学術研究成果の一部を書籍化したもの。
 
冒頭から「ハビトゥス」という単語が出てきたりしたので、
 
これまで読んだ自己啓発書の類とは別物であることが
 
一目瞭然でした。

 
 
 
 
:
ハビトゥスhabitusを検索してみると
 
~態度,外観,装い,様子,性質,習慣などを意味する

 
ラテン語。
 
人間は善への志向をもつが,その構成契機のうち情念

 
passioとともに道徳的選択に影響を与えるものが

 
habitusで,行為によって獲得された習慣である。

 
~とのこと。
 
情念(感情的ハビトゥス)は、EQorEIでおなじみですね。

 
 
本書で目についたのは
 
*「薄い文化」としての自助本読み(自己啓発書購読)
 
*「自分らしさ」の再文脈化 40代代論
 
*自分らしさ志向の際限なき適用
 
*手帳術の細密化と飽和 2000年代後半以降
 
*整理・収納論における自己啓発的転回
 
*私的空間を浄化するという発想
 
 
また、要所要所で「知見の整理」として表にしているので、
 
学術論文風の記述も、概略を見渡すことができます。

 
 
 
 
 
個人的に一番関心があったのは、「手帳術の発見」でした。
 
知見の整理の表では、
 


 
初の手帳読本→システム手帳論→手帳術本一般
 
→夢手帳→ほぼ日手帳→2000年代後半以降の時期別に
 
「争点、差異、闘争、界の形成」でまとめてありました。

 

 
私流にいうと、能率手帳→システム手帳→超整理手帳→
 
マンダラ手帳→ほぼ日手帳→今年は卓上カレンダー+A5
 
ノートという具合です。

  

 


 
 
本書では、「自己啓発界自体の内的論理は短期間では
 
さほど多く変容しないように思う。当面は安定的に持続する。
 
自己啓発界の拡大期が終わり、安定期に入ったことの表れと
 
考えることもできる。」と結論付けています。
 
 
無数の用途・技法による飽和状態が当面は続くということで、
 
私も、放浪の手帳旅に身を任せるつもりです。




 
 
 
 
では、4行読書日記でまとめます。
 


 
 
日常に侵入する自己啓発
 
~生き方・手帳術・片づけ~
 
(牧野智和)勁草書房


 
 
Q1(事実)

 
一番印象に残ったものは何ですか
はてなマーク 
 
自分探しゲームを降りる、一休みする、 
 
中抜けする、違うゲームを始める

 
 
注)一番印象に残ったことやアンテナに触れた事実を
一つ選んで書く。

 


 
 
Q2 (発見)

 
直感的に思ったことは何ですか
はてなマーク
 
 
「薄い文化」としての自助本読み(自己啓発書購読) 
 
から、自己決定へ
 
 
注)事実から得られた発見や感想などを書く。

 
 
 
Q3(教訓)

 
学んだことをひと言でいうと何ですか
はてなマーク
 
 
取捨選択
 
 
注)学んだことを一般化、抽象化して書く。

 
 
 
Q4(宣言)

 
その学びを活かしてどうありたいですか
はてなマーク
 
 
私は日々折々の自己決定を心がけています。
 
 
注)「こうありたい」という姿を描き、そうなれて
いる自分を想像して現在進行形で書く。

 
 
 
 
ではでは


合格《ウカ》る思考
 
(宇都出雅巳)
 
すばる舎リンケージ
 
…を読んでみました。





 
7つの思考法をもってして「合格《ウカ》る
 
思考」としてまとめたもの。
 
その思考法とは、加点、具体、全体、確率、
 
仕組、質問、行動の7つでそれぞれ章立て
 
されています。


 
 

また、それぞれの思考法を実践するにあたって、
 
口グセを提示していますが、一覧にしてみると、

 
 
合格る思考  スベル思考  合格る思考の口グセ

 
加点思考←―→減点思考  「ほんの少しでも」     

 
具体思考←―→一般思考  「たとえば?」

 
全体思考←―→部分思考  「一歩引いてみると

 
仕組思考←―→努力思考  「がんばらないでやるには?」

 
質問思考←―→解答思考  「○○ってなんだろう?」

 
行動思考←―→計画思考  「とりあえずやってみよう」

 
…というもの。
 
 
この口グセを実行するだけで、合格《ウカ》る
 
ような気がするのは私だけでしょうか?

 


 
 
 
個人的に注目したのは、行動思考の中で示
 
された
 
「03綿密な計画よりもとにかく行動」と
 
いう項目です。
 
なにせ、趣味は計画づくりという私ですから、
 
リタイアした後でも作っては満足し、作って
 
は満足し、という悪循環も何のその、の日々。
 
さすがに、最近は飽きてしまっていたところ
 
でした。
 
 
著者曰く
 
~しかし、「計画を立てる」という人を見てい
 
ると~本番当日の目標と自分が立っている現在
 
地について明確にしないまま、「今週何を行う
 
か」「今日何を行うか」「何時間行うか」といっ
 
たスケジューリングをしているのです。
 
こういった「計画」であれば、はっきり言って
 
時間のムダです。~

 
 
たしかにおっしゃる通り。資格試験を受け
 
るつもりはさらさらないのですが、趣味に
 
走っていては知的生産は絵に描いた餅ですね。

 


 
 

「とりあえずやってみよう」、こんなスタンス
 
でしばらくやってみるつもりです。



 
 
では、四行読書日記にまとめてみました。

 
合格《ウカ》る思考
 
(宇都出雅巳)
 
すばる舎リンケージ




Q1(事実)
一番印象に残ったものは何ですか

 
 
合格《ウカ》る思考の口グセ

 
 
注)一番印象に残ったことやアンテナに触れた事実を
一つ選んで書く。

 
 
 
Q2(発見)
直感的に思ったことは何ですか

 
 
これまでの自分は、スベル思考である「計画思考」
 
にとらわれていた。
 
大まかな目標と行動思考、今からでも遅くはない。

 
 
注)事実から得られた発見や感想などを書く。

 
 
 
Q3(教訓)

学んだことをひと言でいうと何ですか

 
 
合格《ウカ》る思考=達成《デキ》る思考


 
注)学んだことを一般化、抽象化して書く。

 
 
 
Q4(宣言)
その学びを活かしてどうありたいですか

 
 
私は、具体的なコントロールできる目標を明確にして、
 
おおまかなスケジュールで行動しています。  

 
 
注)「こうありたい」という姿を描き、そうなれて
いる自分を想像して現在進行形で書く。

 
 
 
ではでは







中国崩壊で日本はこうなる

貨幣論に無知な中国に通貨戦争をしかける米国

(宮崎正弘vs大竹愼一)徳間書店






 
副題の「貨幣論に無知な中国に通貨戦争を

仕掛ける米国」を背骨に、気鋭の中国ウォッチャー

宮崎正弘氏と日米欧で活躍するファンドマネージャー

大竹愼一氏が大激論?を繰り広げています。

ノンフィクション作家の加藤鉱氏が二人の議論を踏まえ、

章末に「加藤鉱の視点」で整理しているので理解しやすいOK









 
 
 
 
 
 
 
 



私の目についたのが次の項目です。
 
 
目中国と蜜月関係にあるドイツの愚
 
目アメリカの利上げと中国経済の崩壊が重なる
 
目日経平均4000円?いや二万円まで行く
 
目中国主導の国際銀行の資本金がドル建てという大矛盾
 
目貨幣論の本質がわからない中国
 
目戦うなら中国はいちばん弱い相手を選ぶ
 
目政府紙幣の発行が需要喚起のトリガーとなる
 
目自壊が始まった戦後レジームと日米関係
 
 
なお、出版が2015年1月なので、「IMF決済資金に入れて
 
いない。アメリカの深謀遠慮が効きだしたか」という部分は
 
人民元の採用を、蜜月関係にある独、直近の英が賛同してい
 
るという情報もあり、注視したいですね。
 
個人的には、米によるブローが効くような気がしますが。










今回、初めて認識したのが「政府紙幣」のこと。
 
「金利のつかない政府紙幣で公共投資ができる。景気が良く
 
なる。」ということです。黒田バズーカが発動されれば、
 
利息が発生しますからね。
 
政府紙幣ではこれがないうえ、国債のほとんどが日本・日本
 
人が所有しているのでバックボーンは十分ですね。

 
 
 

大竹氏は「北京は貨幣の根本がわかっていない。だからこそ、
 
中国がどこかで誤解をしているが故にドジを踏むのをわれわれ
 
は期待している」と述べていますが、直近の人民元の利下げ等、
 
中国の通貨体制の崩壊が起こるリスクが高まっているのは間違
 
いがないようです。


 
 
 
 
 
では、四行読書日記でまとめてみますニコニコ





Q1(事実)
一番印象に残ったものは何ですかはてなマーク 

 
 
政府紙幣の発行が需要喚起のトリガーとなる
 
 
注)一番印象に残ったことやアンテナに触れた
事実を一つ選んで書く。

 
 
 
Q 2(発見)
直感的に思ったことは何ですかはてなマーク 

 
 
日本は輸出依存度11.4%の内需大国ですから、国債だけに
 
依存するのではなく、政府紙幣を利活用したら!?

 
 
 

Q3(教訓)
学んだことをひと言でいうと何ですかはてなマーク
 

かんかん‐がくがく【侃侃諤諤】
 
 
正しいと思うことを堂々と主張するさま。また、盛んに議論
 
するさま。「―と意見をたたかわす」

 
 
注)学んだことを一般化、抽象化して書く。
 
 
 
 
 
Q4(宣言)
その学びを活かしてどうありたいですかはてなマーク

 
 
私には、侃侃諤諤と意見を交える友人が増えています。

 
 
注)「こうありたい」という姿を描き、そうなれている
自分を想像して現在進行形で書く。
 

 
 
 
ではでは





インテリジェンス読書術
    
 
年3000冊読破する私の方法
 
(中島孝志)
講談社+α新書






「インテリジェンス」というキーワードに目が
 
とまり、副題の「年3000冊読破する私の方法」
 
にいたく興味をひかれ古本を購入しました。
  
自炊をきっかけに古本を多数購入している自分。
 
しかし、「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方
 
法」(福田和也)、新書365冊(宮崎哲弥)
 
等々の面々も迫ってきています。

 
 
 
 

「インテリジェンス読書術」は具体的方法論を
 
展開しているので、まえがき、目次を読んでから、
 
ひっかかるキーワードを追っていきました。
 
結果、
 
読書とセレンディピティ(偶然力)、読書も発想
 
も「逆張り」が基本、読み方の基本は浮気と喧嘩、
 
まえがき、目次、あとがきを利用、本は、潜在意
 
識の扉を開く「鍵」、読み返さずにメモをとる、
 
わたしの読書10カ条など。

 
 
 


私の読書法と同じなのは、「まえがき、目次、
 
あとがきを利用し、エッセンスを拾い読みする
」、
 
ここまでは同じ。
 
著者の場合は、付箋を貼ったところをパソコンに
 
取り入れる。
 
私の場合は、四行読書日記に集約すること。

 
 
 


四行読書日記は、著者風に整理すると、
 
(事実)キラーフレーズを選ぶ
 
(発見)そこからの発見、発想
 
(教訓)キラーワード化
 
(宣言)行動化
 
となります。
 
 
最近は、結果として、著者の「わたしの読書
 
10カ条」の⑦読むジャンルの「横展開」を、
 
図らずも実践している自分がいます。







ここで、四行読書日記でまとめてみますね。


 

Q1(事実)

一番印象に残ったものは何ですかはてなマーク 
 
 
「キラーフレーズ」を探せ!

 
 
注)一番印象に残ったことやアンテナに触れた事実を
一つ選んで書く。

 
 
 
Q2(発見)

直感的に思ったことは何ですかはてなマーク 
 
 
一行にまとめ、後々活用するには、キラーフレーズや
 
キラーワードが最適である。
 
 
注)事実から得られた発見や感想などを書く。

 
 
 
Q3

(教訓)学んだことをひと言でいうと何ですかはてなマーク
 
 
取捨選択(≒捨てる力)
 
  
注)学んだことを一般化、抽象化して書く。

 
 
 
Q4(宣言)

その学びを活かしてどうありたいですかはてなマーク 
 
 
私は多様な情報からエッセンスを抽出し活用しています。
 
 
注)「こうありたい」という姿を描き、そうなれて
いる自分を想像して現在進行形で書く。

 
 
 
ではでは

スーパーコンピューターを20万円で創る

(伊藤智義)
集英社新書0395G









2位じゃだめなんですか!?


事業仕訳でひんしゅくを買った発言は印象深いものでした。

それほどの国家プロジェクトですから数百億円もの事業費。

それが、たった20万円でスパコンを作ったという実話です。

そんなに安くちゃダメでしょうビックリマーク」と彼の蓮○ならいいそう。




プロジェクトメンバーの頭文字をならべたGRAPEは

銀河(無衝突系重力多体問題)専用スパコン。

 
パソコンのAPPLなんて飲み込んでしまいそうですが、

 

天文学者が4人、 特に著者が初代ハードを手作り

 
したもの。





 
 
当初はパラパラ読みのつもりが、ひきこまれてしまい、

全文を読む羽目と相成りました。

 
ひらめき電球「無知」はときとして、物事を動かす原動力となる。

ひらめき電球ハーフ・フル(半分もあれば十分)完全主義にこだ
 
わるのをやめると、新しい道が見えてくる




等々、メモがいくつもたまりました。

 
 


 
 
GRAPE-4に進化したスパコンは、高速コンピュータ分野の
 
ゴールド・ノーベル賞を連続受賞するなどしたが、2度目は
 
タンパク質シュミレーションだったように、銀河系にとどま
 
らない展開をするなど、これからの展開が楽しみですね。


 

 


では、「四行読書日記」です。

 
 
Q1(事実)

一番印象に残ったものは何ですかはてなマーク 
 
 
ハーフ・フル(半分もあれば十分)
 
 
注)一番印象に残ったことやアンテナに触れた
事実を一つ選んで書く。

 
 
 
Q2(発見)

直感的に思ったことは何ですかはてなマーク  
 
 
完全主義はハーフ・エンプティと思いがちであるが、
 
ハーフ・フルという意識を持てば、一歩進めるだろう。
 
 
注)事実から得られた発見や感想などを書く。

 
 
 
 
Q3(教訓)

学んだことをひと言でいうと何ですかはてなマーク
 
 
足るを知る者は富む
 
 
注)学んだことを一般化、抽象化して書く。
 
 
 
Q4(宣言)

その学びを活かしてどうありたいですかはてなマーク 
 

私は、ハーフ・フルの精神で前進し成果をあげています。
 


注)「こうありたい」という姿を描き、そうなれている
自分を想像して現在進行形で書く。
 
 
 
ではでは