ヤバイ中国 | 「埋蔵能力」深ボリストが、あなたの真の才能を発掘します!

ヤバイ中国
 
渡邉哲也
 
(徳間書店)
 


 
 
*キーマンがいない状態の中国
 

ロシアにはアメリカと八百長レースができるプーチン
 
というカウンターパートナーがいる。


これに対して、中国の場合、誰と話し合いをしたら

 
いいのかわからない。

 
周近平は敵対勢力や軍部を抑えきれていない。

 
かといって、李克強も無理だ。
 
日本もアメリカも、周近平が国家主席になってから、

 
中国と交渉するカウンターパートナーがいないから

 
困っているのだ。

 
一方、MD導入を拒絶した韓国。

 
このため、アメリカは次の一手として、アメリカ軍の

 
フィリピンへの増派を決めている。

 
この人員をどこから持ってくるかといえば、在韓米

 
軍以外にはない。
 
つまり、アメリカはもう韓国のことは信用できないと

 
思っている。

 
 
 

*日本の外交によってアフリカの支持を失う中国



 
 
オセロゲームのように、駒の色を一気にひっくり返

 
してしまおうとしているのが、今の日本政府、安部

 
政権である。

 
日本の支援はインフラ投資を中心としたものであり、

 
中国のようにバーター取引のようなものは基本的に

 
存在しない。
 

当然、日本のこのような提案を受けて「NO」という

 
国はなく、中国と日本のどちらを選択するかといえ

 
ば、日本を選択する国が増えているのが現実なの

 
である。


 
 
 
*中国経済の大破局は5年で
 
 
中国はジャパン・モーメントである「失われた20年」

 
タイプの崩壊になるといわれている。その最大の理由

 
は、中国の膨大な債務は、あくまでも人民元建てでの

 
融資であって、国内通貨であるために中国の中央銀

 
行がインフレを気にせず人民元を刷ることさえできれ

 
ば、債務のデフォルトは起きない構造になっているか

 
らだ。
 
とりあえずハードランディングを避けることはできる。

 
対外債務も、外貨準備高を世界最大規模の3兆8000

 
億ドルも積んでいるので(海外逃避している分も含ん

 
でだが)、通貨危機にならないと見られている。
 
ただし、株式債券市場が崩壊し、人口オーナスへの

 
変化も加わって、企業業績が悪化していくプロセスが

 
5年くらいの短期間に、急激に起きてしまうのではない

 
かという予測だ。



 
 
 
*積極的平和主義と価値観外交がもたらすもの




 
 
韓国の場合、万が一、日本が北朝鮮との国交回復

 
を遂げたら、何が起こるかというと、韓国の無価値化

 
が起こる。
 
なぜなら、これまでは38度線の北に北朝鮮があるか

 
ら、韓国が必要だった。
 
ところが北朝鮮と日本が国交回復した場合には、逆

 
に韓国が陸の孤島となる。
 
日本に反発すれば、オセロゲームのように立場が逆

 
転して陸の孤島になる構造になっているのだ。






中国の場合、いままでであれば、日本とアメリカの

 
2カ国に対して政治的圧力をかければよかった。

 
そこに中国と利害関係が起きているベトナムや

 
フィリピン、インドネシアなどの他の国々が日本と

 
同じグループに入ることによって、交渉相手が増え

 
るだけでなく、パワーゲームが面と面になり、非常

 
に広くなり強くなる。
 
この力の根底構造を変えようというのが集団的

 
自衛権という考え方であって「積極的平和主義」と

 
一致する。
 
この裏には、経済外交でありながら、いわゆる

 
中国包囲網といわれる価値観外交が大きな意味

 
を持っている。
 
日本が経済支援をする、そのうえで相手国の安全

 
保障の一翼を集団的自衛権の中で担う。

 
それによって、その国々から日本への「1票」ととも

 
に、「日本支持する」という意思表示を引き出す。
 
これによって、たとえば中国と日本では1対1だが、

 
日本と日本を支持する国が50になった場合、中国と

 
しては手出しがしにくい構造になる。

 
これが「価値観外交」である。


 
 
 
 
では、以上を踏まえて四行読書日記でまとめてみます。



ヤバイ中国
 
渡邉哲也
(徳間書店)


事実
 
 
中国と日本では1対1だが、日本と日本を支持する

 
国が50になった場合、中国としては手出しがしにく

 
い構造になる。これが「価値観外交」である。
 
 
 
発見
 
 
万が一、日本が北朝鮮との国交回復を遂げたら、

 
韓国が無価値化する。
 
 
 
教訓
 
 
価値観外交
 
 
 
宣言
 
 
私は価値観が同じ人々と協働しています。

 
 
 
ではでは