こんばんは
今日も1日お仕事お疲れ様です。
さて、2022かねやん京都紅葉
散策
記、
7回目はJR嵯峨野線・花園駅から徒歩約10分の場所
にある「妙心寺 退蔵院」です。
妙心寺 南総門
退蔵院は、日本最大の禅寺「妙心寺」内に立ち並ぶ46の塔頭寺院
のひとつ山内屈指の古刹で、
日本最古の水墨画「瓢鮎図(ひょうねんず)/国宝」でも有名です。
禅寺らしいストイックな雰囲気の山内とは対照的に、
退蔵院の奥には枯山水庭園や、自然豊かで美しい庭園が
広がっています。心静かなひと時を楽しむのにピッタリで、
こちらは常時拝観が可能です。
そして枯山水庭園「元信の庭」は、国の名勝史跡庭園で背景に
常緑樹を主に配し、一年を通して変わらない「不変の美」を
表現していると考えられるそうです。
多くの枯山水庭園は主として著名な禅僧、又は造園家が作者に
なっていますが、風格を感じさせるこちらの作庭は、とても珍しい
室町時代の絵師、狩野派の画家・狩野元信が作庭、
画家として円熟した70歳の頃のものとされ、自身の描いた絵を
立体的に表現した、珍しい作品の一つと数えられています。
絵画的な優美豊艶の趣を失わず、水が滝より大海に流れ込むまでの
様子を白砂によって表現しているそうです。
余香苑
そして、昭和の名園「余香苑」は、造園家、中根金作氏の設計で
昭和40年に完成させたもので、しだれ桜、藤、サツキ、蓮、金木犀、
楓など、四季それぞれの美しさに彩られる庭園です。
途中に水琴窟や鹿威しを見学することが出来ます。
庭園の中心には瓢鮎図にちなんだ、ひょうたん池が配され、
なだらかな勾配になっている借景がとても美しいです。
いや~、とってもきれいですね~~。
次回は観光2日目、大阪府・箕面市に移動し、
「西江寺」です。