地方と東京の違いはどこにあるのか考えてみた。
東京との違いは、人口が圧倒的に違うことがあげられる。
商店街の小売店舗を見てみる。
通常、売上は以下のような式で分解される。
売上=視認率×立寄率×客導線の長さ×買上率×買上個数×買上客単価×客数・・・
この式の前段階として、通行量が圧倒的に異なるとすれば、売上の絶対的な向上は、ちょっと苦戦を強いられる。
そこで、政府は、大店立地や中心市街地活性化などで、既存の商店街の周辺をコンパクトシティとして、人口減少にも耐える賑わいを形成しようとしている。
そもそも、魅力ある店舗があるかどうかでも、その商店街に人が集まるかにも影響する。
商店街に生鮮3品(肉、魚、野菜)がなければ、そもそも日常的に利用したいとは思わない。
また、駐車場や子連れなどでの買い物利便の問題もある。
そのほかに、集客装置となるような核店舗の有無も大きな違いとなる。
さて、ここまでは小売店舗を取り巻く外部的環境の違いや障害となりうる制約条件らしきことを述べてきた。
確かに東京を歩くと、地方であれば、流行ってないだろうなって感じの店舗が、今も存続していることが少なくない。
何の違いだろうか?
おそらく、客は待ってても来ないということではないのだろうか?
東京の場合は、家賃も人件費も高く、競合ひしめく土地でもあり、安売り競争は、よっぽどの多売をしなければ成り行かない。
ましてや、タケノコのように後発参入者が現れる。
ということは、商売の浮沈や盛衰といった荒波は東京のほうが厳しいはずである。
再度、言うが、客は待ってても来ないということだと思う。
例えば、集客や認知度をあげるためのPRは、どのようにしているか。
入り易そうな店頭になっているか。
目に留まるような商品が店頭から判りやすく、通行客に伝えられているか。
お客さまに店内を長く歩いてもらえるような商品陳列になっているか。
店奥まで誘導できるような目を引く商品が店奥にもあるか。
店内を回遊しやすいか。
客がその商品の前で立ち止まるか?商品説明を見るか?手に取るか?買い物カゴに入れるか?
買い上げた商品と関連した商品が、その近くに陳列されているか。
一緒にセットで買うことで、利用シーンをお客さまが頭の中で描けるようなPOPなどがあるか。
このようなことを考えると、まだまだ出来る改善点は多くあると思う。
シャッター街と化した商店街、後継ぎをさせないと決心して細々と商売を続けようとする商売意欲も薄れる経営者、何かイベントをしようとしても縄張り意識、やらされ感のほか一体感・関心度の低いといった希薄さ。
人と人の繋がりも薄まるなか、何もかもが、負の循環となって、商店街に見切った潜在客が、郊外のスーパーなどの小売量販店に行き、買回品や専門品は週末に市外に足を運ぶ。
そして、利便を求め、転居→人口の減少となっている。
客は待ってても来ない。
少々気が遠くなることかも知れないが、出来ることを一つずつ、一歩ずつ取り組み、小さな成功を積み上げるしかないようだ。
そうすれば、関心が高まり、意欲が湧き、もっと高い目標に挑むこともできる。他の人を巻き込むこともできる。
頭では分かっているんだけど、っという声が聞こえてきそうだ。
誰かが始めれば、誰かが取り組めばということか?
周りを巻き込むための仕掛けづくりやキッカケづくりが必要である。
多少、しゃしゃり出ることも必要である。
東京から戻った時、私がしなければならないこと、私にも出来ることが、少し見えた気がする。
その時は、応援や支援してもらえる仲間、人脈づくりも必要となる。
人の笑顔や笑い声を求め、自分も笑いながらが、理想だな。
今日は、やや長く書き込んでしまった。