【英語はなぜ難しいのか?!】
《その1:"英語は特殊"問題》
英語はヨーロッパ言語の中でも特殊な言語です。
なぜ、 特殊なのか?それは、英語の発祥であるイギリスの歴史を知ると分かってきます。
大雑把に言うと、
紀元400~600年(今から1600年程前)くらいに、北ドイツ人がブリテン島に渡ってきて、それまで住んでいたケルト人を圧迫して住み着きました。これがイギリス人の祖先です。
ですので、このまま何も起こらなければイギリス人は、今で言うドイツ語を使っていたはずなんです。
しかし、その後、900年~1100年ぐらいにかけて、北欧のノルウェーやデンマークに居た、いわゆるバイキングの人達が攻めてきます。
当時バイキングは非常に勢いがあり、多くのバイキングが数十年間イギリスに住み着きました。
さらに、1066年にフランスのある大名がイギリスを乗っ取りました。
当時の国力を考えると、人口はフランスが300万人に対して、イギリスは50万人で人口比で6対1。
GNP比も実質10対1くらいの差があったので十分乗っ取る事が可能だったのです。
そこで、以外と知られていないですが、イギリスはそれから1600年までの約500年くらいの間、実は公用語はフランス語だったんです。
その後は、異民族による侵入もなく、英語は独自に発展していきます。
まとめると、英語はケルトとドイツ語と北欧系と、さらに強烈なインパクトとしてフランス語が乗っかっている非常に特殊な言語なんです。
そしてこれにより、他の言語ではあり得ない様な現象が色々起きています。
それが、"単語数の多さ"や"文法の統一性の無さ"等です。
•英文を書こうとして辞書で単語を調べた時に、同じような意味の単語がいっぱいあってどれを使ったらいいのか分からない•••
•せっかく文法を勉強したのに例外ばかりで骨が折れた•••
こんな経験有りませんか?
それらは、全て今日お話しした英語が辿ってきた複雑な歴史によってもたらされたものです。
次回以降、これらについて一つずつお話ししていこうと思います。