日本人英語ペラペラ計画

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【英語はなぜ難しいのか?!】

《その4:"『てにをは』もややこしい”問題-③》

『てにをは』についての続きです。

以前からお話している通り、世界的に 『てにをは』を表す手段として、およそ以下の4つの方法があります

1.語順
2.後置詞
3.前置詞
4.格変化

 前回までに、《1.語順》、《2.後置詞》、《3.前置詞》について解説しました。

今回は、《4.格変化》について解説します。

そもそも”格”とは何でしょうか?

 *格=ある名詞の文中での役割(主語/目的語etc) です。

要するに、格変化とは、単語を”変化”させることによって『てにをは』”(格)”を明らかにするという方法です。

ピンときにくいと思うので、例を挙げます。

ドイツ語で「詩人」のことを「poeta(ポエータ)」と言います。
そして、文中で「詩人が」と言いたい場合、この「poeta」を使います。
しかし、「詩人の」と言いたい場合は、「poetae」になり、
「詩人を」であれば「poetam」、「詩人から」であれば「poetaa」となります。

単語の形が少しずつ変化しているのがお分かり頂けると思います。
このように単語の形が少しずつ違うので、文中でのその単語の役割(主語/目的語etc)が保証されるわけです。

格変化を取り入れている言語としては、ラテン語、ロシア語、ドイツ語が有名です。
英語も昔は格変化を取り入れていましたが、徐々に廃れていき、今では代名詞くらいしか残っていません。

私は=I
私の=my
私に=me
私のもの=mine

ですよね!?どの『てにをは』を当てはめるかで単語の形が変わっています。

ちなみに、「トムのペン」という時に「Tom’s pen」と言いますよね!? 
この『 ’s 』をつけて”~の”と表現するのも格変化の名残です。

ここまでで、世界的な『てにをは』を表す4つの方法について解説してきました。

これを踏まえて、なぜ英語の『てにをは』が複雑なのかについて次回解説しようと思います。