* 1月29日 日曜日は、限定ワインを楽しむワイン会! まだ若干お席ご案内可能です *

 

ワイナリーTour記の続きです。

 

今回のワイナリーTour

過去最多の18ワイナリーにアポイントを取っておりました。

 

一日1~4ワイナリーを訪問していく計算になるのですが、これがなかなかハード。

( 因みに1ワイナリーだけの訪問日は、ワインメーカーの性格を考慮して 長くなること必至な日は1つにしております )

来年はmax3ワイナリーに留めておこうと決めました。 

 

さて。

この日は1月2日。

2017年 最初の訪問ワイナリーは 「 Casa Freschi 」 カーサ・フレスキ 

 

私自身は 昨年6月に、その当時はマクラーレンヴェイル在住だったコジーと一緒に訪問していたので今回は2度目。

オットとさとみちゃんは、初めての訪問です。

 

 

産地は、アデレード・ヒルズ。

ヒルズと付くだけあって、標高は高く、アデレード市内よりも数度は気温が低くなります。真夏のオーストラリアとはいえ、寒暖の差も激しいですからね。

車には念のために常に上着を載せておりました。

 

 

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こちら、カーサ・フレスキにはセラードア( ワインを試飲でき、購入もできる場所。一般の方も気軽に入れます)はありません。

ワイナリーを示す看板も無く、知らなければ絶対にたどり着けないであろう場所でした。

 

ご自宅のリビングに招いてくださったのはDavid

 

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子供たちがまだ小さなころに描いた絵が沢山並ぶリビングにてテイスティングはスタートします。

 

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柔らかな笑顔。

くるくると変わる表情。

穏やかな話し方。

 

皆、引き込まれるようにDavidのワインを順番にテイスティングしていきます。

 

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 ピノグリにシャルドネ。

リースリングやゲビュルツトラミネールなど4品種のブレンド。

そしてDavidの代名詞ともなるネッビオーロも2種類テイスティング。

 

・・・・ オーストラリアでイタリア品種のネッビオーロ?!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は結構造っています。

( 品種だけでみると160種類を超えるブドウ品種が植えられているのがオーストラリア )

Davidはネッビオーロだけでも、10種類のクローンを植樹し生産していますが、リザーヴ・ネッビオーロは年間70ケースしか生産していないとのこと。

とっても少なく、プレミアものですね。

 

 

 

ラベルに描かれた樹とブランコ。

リビングのすぐ傍に今もあります。

 

 

 

 

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5歳のヨックンは、ワインを飲むわけにはいかないのでこちらで満喫。

 

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ついでに大人も満喫・・・・

 

 

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一通りテイスティングした後は、ヴィンヤードを案内していただきました。

 

 

写真では解り辛いのですが、こちらの畑はなかなかの急斜面。

到着時は雲が出て肌寒かったのですが、外に出たら一気に晴れ間が出て気温も上昇。

きらきらと日差しがまばゆいです。

 

 

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全ての畑はオーガニック農法を採用されてるとのこと。

雑草もわしゃわしゃですが、これがいい!と。

 

 

 

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毎年同じタイミングでオーストラリアに行っていますが、今年はちょっと実が大きくなるのが遅いのかな? と思い伺うと、やはり気温が上昇するタイミングが少し遅いとのこと。

 

「 でも数日後から天気予報は一気に暑そう 」とDavid

確かに、涼しく感じたのは1月1日&2日くらいであとはもう本当に暑かったです。

 

 

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土壌についての話も各ワイナリーで詳しく伺いました。

 

3つ。

全く異なる様子が写真からも解ると思います。

1つの畑にも複数の土壌が複雑に混ざり合って、ワインに奥行きをもたせるとのこと。

 

ツアー同行者のコジーは この土壌についての話とマロラクティック醗酵(ワインの醸造の際の1つのプロセスです)についての話が大好き。

 

「 ソイル(土壌)マン 」

「 マロ王子 」 と、皆に冷やかされようとも、常にその2点は詳しく確認しておりました。

 

 

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Davidのワインは2月末に日本に到着します。

 

G'dayと別に新会社「 Down Under 」を立ち上げたのが昨年9月。

そして輸入免許が取れたのがその2か月後の11月。

 

今回のTourの訪問ワイナリーは、そのDown Underが取り扱うワイナリーを中心に訪問しましたが、その1件目がこちらのカーサ・フレスキ。

 

私自身、Davidのピノグリを初めて飲んだ際に 「 うわぁーーーー!!」 と一気にテンションが上がったんですね。

 

それがもうすぐ手元に届く・・・・!!!

〇〇さん、お好きやろうなぁ・・・ なんて、お顔を思い浮かべながらテイスティングを重ねるのは何とも楽しい時間です。

 

 

つづく。