夏至を越えて
月曜日の朝、ブログ更新の朝です。
みな様おはようございます。
今年もやっと梅雨入りですね。
この時期にそれなりに雨が降ることにも、ちゃんと意味がありますね。
さて、先週はのべ23名のお客様をお迎えすると共に、夏至の前後にはそれぞれ日帰りで東京へ所用で出向き、有意義な一週間でした。
取り分け、今年の「夏至」は私にとって大きなターニングポイントになったように感じています。
ご提供中のレッスンについても、これまで以上により良く改良を重ね、より多くの方にお届けできるよう努めたいと考えています。
先の東京出張はそのための下準備でもあった訳ですが、雅叙園の素晴らしい空間に暫し癒されて参りました。
目下『入門講座』見直し中
この６月には、約１年ぶりに「入門講座」の再開を考えていました。
開講にあたり様々な許諾等の必要があり、プランが止まったままでしたが、ようやくその点もクリアでき、７月中にはご案内できるよう準備を進めたいと考えています。
昨年の「入門講座」を機にパーソナルレッスンを開始されたＡさん。
声に関する課題の原因について、複雑に絡まった糸をほどく様に、1つ1つご案内をしながら、日々のケアとトレーニングをご提案中です。
この日々のケアとトレーニングが実は非常に重要で、毎回のレッスンで「何のため」のケアであり、トレーニングなのかを、繰り返し繰り返しお伝えしながらカラダで覚えて頂くよう努めています。
カタチだけ真似ても意味がないため、だからこそ「何のため」か、また、どこにどう効いている感覚が大切かを、入念に確認を重ね自分のものにして頂くよう努めています。
カラダが整うと発声時の課題も緩和・消失する感覚が明確なので、その時間が日常で少しずつ長くなることを目指しています。
Ａさんは日常でも意識的にご自身の変化に興味をもちながら取組み続けていらっしゃり、前回レッスンでは遂に大きな飛躍を遂げられました。
長らく忘れていた「気持ち良く出る声」に再会されたかのご様子でした。
発声時のご様子(動画)をbefore＆after画像と共にご報告をしたところ、その明らかな違いにまたまた驚嘆されたご様子でした。
実はAさん…発声時にカラダ…特に…左腕だけが呼吸と連動して動いていました。
ところがご本人は無意識なのです。
それが前回のレッスンでは、beforeではみられた腕の動きが、afterでは完全に消失して、発話時のお姿も声もより美しく進歩されました。
無くて七癖…誰しも様々な「癖」があり、無意識です。
左腕が勝手に動くことについて、動いていたbeforeも、動きが消失したafterも、ご本人は無意識でした。
しかし、動画でご確認いただくと一目瞭然！
発声の基本は「姿勢と呼吸」
カラダを整え、カラダを本来の機能に則る使い方をしてあげると、詰まりのない美しい声が奏でられるのです。
日々のケア＆トレーニングでこれを定着させたなら、発声時に抱えておられる課題も気にならなくなり、やがて消失することでしょう。
そしてそれは、ご本人の美しさに寄与するだけでなく、長い目にみた時に健康寿命の維持にも貢献し、一生モノのスキルとして生涯に大きな価値を与えてくれることでしょう。
今週のレッスンも楽しみです。
今日はこのあたりで。
素敵な一週間を！