あの頃

ちょびを励まし支えてくれた

近所の仲間は逝ってしまい

 


 

取り残された気持ちになっていた 私は

 

 

ちょびが消えてしまう夢や

 

 

ミイラの姿で

掌に乗っている夢を見た

 

 

私が

神様との約束を破ったから

 

 

 

 

 

 

 

 

誰も私に もっと頑張れと言わないし

誰も私を 責めたりしない

 

 

薬を間違えても

お世話の手を抜いたとしても

 

 

そんな時もあるから と 慰めてくれる

 

 

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5年前

様子がおかしいと感じ

メガネに相談した時

 

 

大丈夫だろ 

動物なんだからそんな事もある 

 

 

そう言われ

 

 

大丈夫かな と 思ったけど

そういうものかもしれない と 様子を見る事にした

 

 

私も仕事のやり方が変わった直後で

忙しく ひどく疲れていたから。

 

 

 

 

 

 

 

子供の頃の感覚のまま

 

 

 

可愛い、可愛い 

 
ぐうちょびを家族に迎えた。

 

 

 

私達に 

命を育て

最期の日まで 

向き合い看取る覚悟なんてなかった。

 


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ちょびが5歳で

脳腫瘍と言われ

 

犬が

そんな病気になるなんて

思ってもみなかったし

 

 

ただただ 動物好きの

その程度の知識だった私が

 

 

余命宣告され

出来る事がない と言われた時

 

 

自分自身が情けなかった。

 

 

家族として迎えた時 その先の事や

治療を選択する事がこんなに大変だと言う事

犬の病気に対する向き合い方も

 

何も分からなかったから。

 

 

これからどうしたらいいの 

 

 

途方に暮れ

 

逝ってしまうと 聞かされると

慌てふためき 

 

 

おかしいと感じていたくせに。

 

なんであの時

行動を起こさなかった?

 

 

そして 離したくなかった

 

 

このまま何もしなければ

死んでしまう

 

 

握った小さな手を 離す事が出来なかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緩和治療を続けて

5年半が過ぎ

 

今は こう考える

 

 

あの時すぐに

セカンドオピニオンをしたとして 

ちょびの病気が判明したのかな

 

 

この状況 (緩和治療) 

辿り着けたのかな 

 

 

そう考えると

 

 

それも違う気がした

 

 

 

 

ウサギ いつもありがとうございます  ウサギ

これからも ぐうちょびを宜しくです (๑◔‿◔๑)~♡

 

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