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脳内デザインで人生を変えるコーチ

池谷直穂子です。

 

週末は茨木に行っておりました。

 

 

梅雨の晴れ間、緑が青々として暑くもなく

とても良い気候に恵まれました。

 

 

御岩神社で、向井千秋さんが宇宙から見た光の柱の

所在と言われている石柱を見ましたよ。

 

 

真偽のほどはともかく、御岩神社はしんと鎮まり、

清浄な空気に満たされた実に気の良いところです。

 

 

神社の脇には水栓を開けっぱなしの湧き水の水道があり

水を汲む人が後を絶ちません。

 

 

大きなポリタンクを何個も持っている強者もいました。

水と緑、豊かさを感じました。

 

 

偕楽園は梅の香りでしょうか、爽やかな甘い香りに

包まれて、木々の緑と大きな湖を眺めてリラックス。

 

 

美味しいお蕎麦と地魚、自然の恵みに感謝いっぱいの

週末でした。

 

 

さて、本日はイベントのお知らせです。

 

 

私が運営しているも族大学のメンバーから、

GWに行ったチベットの話を聴きたいという要望が

あったので、そのシェア会をやることになりました。

 

 

6月19日(金)20時―21時

「チベット見聞録」開催します。

 

 

 

チベットの歴史や文化、自然など私が見た物、

味わったもの、出会った人達、素晴らしいガイドさんに

教えてもらったことなどをお話しようと思います。

 

 

いつものようにZoom開催、

どなたでも予約無し、無料で参加できます。

 

 

**********************

 

「チベット見聞録」 天空の旅シェア会

 

日時: 6月19日(金) 20:00-21:00

 

Zoom URL:

https://us02web.zoom.us/j/83475255197?pwd=gaAaNwM5Y2ftyXtaUff2mRuvHlwWhL.1
 

ミーティングID: 834 7525 5197

パスコード: modai

 

ご参加お待ちしています!

 

  

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池谷直穂子です。

 


昨夜は私が出資している共感資本社会を目指す
非営利株式会社eumoの座談会に参加しました。


理事のカズさんとナオさんがお話をしてくれました。


eumoとは、Eudaimonia(持続的幸福)の略で、
「ユーモ」と読みます。


持続的幸福とは、自己実現や生きがいを感じることで
得られる幸せであり、この会社に関わる人達に持続的
幸福に気づく機会を提供していきたいという願いが
込められています。


eumoという電子マネーを発行しているのですが、
このeumo、発行から3か月で失効してしまいます。


つまり、通常のお金と違って貯金はできない。
貯め込まず使うことによって循環が起こります。


そして、支払の時にはサービス提供者への共感、
応援したいという気持ちから10%程度を気持ちよく
上乗せして支払うという特徴があります。



資本主義が歴史に登場して以来、利益の最大化
を目指して、合理化、効率化を進めた私達は
物質的な豊かさを享受してきました。


でも、その環境では、個人の想いや特殊なニーズは
切り捨てられやすい。


一つ一つ丁寧に作られたもの、一点ものを作るより
大量生産でコストを押さえて作ったものを大量に売る、
お金と時間が何より大事な時代を続けてきました。


その結果、個人は組織のための駒になったし、
富は持てる者のところに偏在し、格差がどんどん
広がる世の中になっていきました。


お金がないと生きていけないという構造が生まれ、
お金が無くなること、減ることへの不安は
いくら持っていても拭い去れない。


持たざる者なら猶更です。


戦争の影響で物価がジリジリと上がっていて、
経済の見通しも良くないご時世なら、
少しでも節約したり、安いものを探したり、
どうせ払うならポイントが付く買い物をしたい。


それは資本主義の構造の中で生きている
私達にしてみれば当然の人情です。


なのにeumoは応援するよという気持ちで
価格に上乗せして支払う、、、。


共感という貨幣換算できない価値を資本として育み、
共感をベースに経済活動を含む様々な活動をして
行ける社会をつくろうとeumoを立ち上げたカズさん、
ナオさんは、eumoでできた仲間との繋がりがあれば
なにがあっても何とかなるという確信があるそうです。


たとえお金が無くなっても、誰かが助けてくれる
支え合えるという確信です。




 

 

その言葉を聞いて、またまた佐藤愛子さんの
エッセイを思い出しました。


佐藤さんは、お金を貸しては踏み倒される
ということを繰り返してきた人です。


それでも怒らない。
性懲りもなくまた貸してしまう。


切羽詰まった人の苦しむ顔を見たくない、
その顔に希望を持たせたいという思い以外
頭に浮かばなくなるからです。


絶対に人にお金を貸さないと決めている友人には
「あなたはお人好しなんだから」と呆れられていました。

その背景には昭和42年の夫の会社が倒産があります。


その時、佐藤さん一家は2億円ー
今なら8億円超の借金を抱えます。


夫は友達をも半ば騙すように保証人になって
もらっていたそうです。


年の暮れに保証人になったがために自宅を
借金取りに取られてしまう夫の友人2人を
なんとか救いたい。


でも、破産した人間にお金を貸す人なんて
どこにもいない。


そこで彼女は周囲の反対を押し切って
有名な高利貸しに直談判しに行きます。


高利貸しははじめ、こう言いました。


「泳げない人が溺れている人を助けようとしても、
共倒れになるだけだ。
判を押したのはその人自身の判断、
何も知らなかったあなたが出る幕ではない。」


正論です。


でも佐藤さんは引き下がらなかった。


「溺れる人を見ないふりして
通り過ぎることはできません!」


そう言って大泣きする彼女を前に、
高利貸しは折れます。
なんと、銀行と同等の利息で貸してくれました。


共感が、お金を動かした瞬間です。


その後8年、彼女のもの書きの収入は右から左。
通帳を見ると気分が悪くなるから
見ないようにしたと言います。


「金なんか紙屑みたいなものだ、
金で人生を左右されてたまるか」
そう思うことによって過酷な現実を乗り越えた
そうです。


「ある時はあるように、
ない時はないように生活する」
到達したい理想の生き方はこれだと思ったし、
泳げなくても、飛び込めば泳げるようになる
とも思うようになった。


そして、こう締めくくっています。


「凸凹だらけの私の人生に、
どれほどの血が滲んでいようと、
私は私の人生に満足である」



実にあっぱれ!じゃないですか?!


資本主義の行き詰まりを感じる今、
人の心のどこかに、佐藤さんのような想いが
静かに芽生えているのではないかと思います。


お金より大切なものがある。
お金に縛られず、想いを形にしたい。
共感が人を動かす。
助け合えれば何とかなる。


カズさんとナオさんは、(もう一人タケちゃんという
素敵な理事さんがいます)その小さな芽を育てて、
社会を進化させようとしているのだと思います。
 

  

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池谷直穂子です。

 

 

  毎週月曜日にやっている朝活のテーマは

「五感を開く」です。

 

 

昨日は俳句を取り上げました。

 

 

 「紫陽花に雫あつめて朝日かな」

              

 

元禄時代の尼僧、加賀千代女の句です。

 

 

この句は関東地方も梅雨入りしたところで、

今の季節にぴったりだと思って選びました。

 

 

私が読み上げるのを目をつぶって聴いてもらいました。

 

 

どんな情景が見えるか、

音はするか、香りを感じるか、身体の感覚は?

色、光、何を感じるか?

 

 

たった17文字。

 

 

でもこの句が読まれた時、参加者それぞれが、

まったく違う世界を見ていました。

 

 

「視線の動きを感じました。

紫陽花を見て、雫に目が移って、

遠くを見ると朝日が見える。

 

時間の移り変わりも感じます。」

 

 

「葉の上の小さな雫に、朝日が映っている。

まるで雫が朝日を内包しているみたい。

自然の様々なものが、一体となって統合されて

いく。こんな一瞬を閉じ込めた句が詠める

なんてすごい!」

 

 

「紫陽花の小さな花が集まって大輪になるように、

小さな努力を積み重ねることが一番大切なんだな。」

 

 

青紫の色と、光と、静寂を感じて

涙が出そうになった、という人もいました。

 

 

同じ17文字なのに。

 

 

 

 

五感で感じること。

自分の頭で考えること。

言葉で表現すること。

 

 

これは、人間だけに与えられた

ギフトであり、特権だと昨日このブログに書きました。

 

 

感じ、受け取る、そしてそれを表現する。

昨日の朝活では、まさに人間だけに与えられた力を

参加者の皆さんが発揮していました。

 

 

俳句を詠む人は、

ある瞬間の感覚を17文字に凝縮する。

 

 

それを受け取る人は、

17文字からひとつの宇宙を広げる。

 

 

詠む力も、受け取る力も、

どちらも人間だけに与えられたもの。

 

 

文字数が制限されているから、余白が生まれる。

余白があるから、受け取る人の心が動く。

 

 

前回、こんな問いを書きました。

 

 

自分のギフトを、

今日どんなふうに使っただろう?

 

 

俳句を聴いて、その17文字の中に感じ取ったものから、

これだけの広がりを創ることができる私達。

 

 

道端の花からでも、都会の鳥の鳴き声からでも、

雨の匂い、口に含んだご飯、指で触れた布地

からでも、大いなる世界を感じ、心を動かす

ことができるはずです。

 

 

そう、日常生活の、ちょっとしたシーンで幾らでも。

 

 

五感を使い、感じ、考え、表現するという

その力は、芸術的な意味合いで生活を豊かにする

だけではなく、人間関係、仕事、学びなど、

あらゆることに役立ちます。

 

 

この朝活、毎週月曜日の朝7時から開いています。

 

 

五感を使って、自分の中にある世界を広げてみたい方、

ぜひ一緒にどうぞ。

 

 

参加ご希望の方は、コメントくださいね。

 

 

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池谷直穂子です。

 

 

 先日、近所のお寺、本妙院で開かれた

「ありがとうナイト」というイベントに参加してきました。

 

 

最初は声明。

経典に節をつけて唱える仏教音楽です。

 

 

金の天蓋の下で、涼しげな袈裟をまとい、

赤、緑、青、白の房の付いた仏具を手にした

お坊さんたちの、お腹の底から湧き上がる生の声。

 

 

マイクを通さない声が、

空気を震わせて体に届いてくる感じ。

 

 

その力強さ、息遣い、響きと煌びやかなビジュアル、

ただただ引きつけられました。

 

 

そして影絵。

 

 

素朴で単純な動きなのに、

大人も子供も、気がつけば見入っている。

 

 

歓声が上がるたびに思っていました。

 

 

柔らかい光に映し出された影絵の動きは

ぎこちないようで、滑らか。 

輪郭が微妙に揺らめくこの感じを、小さな子供でも

味わえるんだ。

この世界に入っていけるんだ、と。

 

 

刺激の強いゲーム、精巧なアニメに慣れ親しんだ

子供たちがあんなに喜んでいる。

 

 

なんだか、ほっとしました。

 

 

 

 

その帰り道、4月に102歳で亡くなった

佐藤愛子さんのエッセイを思い出しました。

 

 

携帯電話が世に出て以来、手紙の書き方や

挨拶の心得などは不要になった。

 

 

文章の美しさより、簡単さ、便利さのケイタイメール

でことを済ませればよいからだ。

 

 

昔の恋人たちは、

自分の愛の深さを伝えるために

ペンを手に取って呻吟した。

 

どんな言葉で伝えよう、

どんな表現ならこの気持ちが届くだろう——

 

愛の表現を生み出す苦しみそのものが「甘美」だった。

 

 

ところが、ある時、

「アイシテルよ アイシテルよ アイシテルよ」

というメールを貰って喜んでいる女性の話を聞いた。

 

 

繰り返しで済まそうとするのは怠け者ではないか、

それはあまりに簡単すぎはしないか??

と、そんな内容。

 

 

簡単なことがそんなに良いの?

そんなに価値があることなのか?!と嘆くのです。

 

 

このエッセイが書かれたのは20年以上前。

 

 

今、若者の間では、単語すら全部書かないやり取りが

当たり前になっています。

 

 

五感で感じること。

自分の頭で考えること。

言葉で表現すること。

 

 

これは、人間だけに与えられた

ギフトであり、特権、だと私は思っています。

 

 

その特権を手放して欲しくない!

 

 

簡単さ、便利さが優先される時代だからこそ、

ふと立ち止まって、問いかけてみてほしいのです。

 

 

自分のギフトを、

今日どんなふうに使っただろう? と。

 

 

そのギフトを使わず、AIに文章の作成を丸投げしていたら

私達人類は、将来自分でしゃべる必要がなくなったりして。

 

 

或いは、AIのお陰で時間がたっぷりできて、

働く必要もなくなれば、人間は人間らしさを強化することに

時間を使い、感覚や言葉を磨き上げるのかも。

 

 

今が過渡期かもしれません。

 

 

 

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池谷直穂子です。

 

 

今や、AIは私達の生活に浸透し、
誰もがお世話にならない日はないですよね。


一度、便利さ、有能さを知ってしまうと
もう手放せない!


一方で、思ったほど使えないと言う話も
よく耳にします。


先日、こんな話を聞きました。


AIを導入している企業に、
「AIを仕事で上手く活用できて、
成果に繋げられていますか?」
という問いを投げたところ、


「Yes」と答えた企業の割合が、
欧米企業では50%超。
日本企業は、なんと13%だった。


欧米企業も道半ばというところですが、
日本企業の数字は随分と低いですよね。


欧米企業2社に1社に対して、
日本企業は8社に1社とかなり差をつけられている。


この差、一体どこから生まれるのでしょう?


日本企業が問題視しているのは
社員のITリテラシーの低さだそうです。


でも、本当にそうでしょうか。


私はちょっと違う気がしています。


その差はコミュニケーションの取り方から生じている
のでは?と思うのです。


欧米は「明示する文化」。
言葉を駆使し、相手にゼロから伝える
コミュニケーションをとる。


対して、日本のコミュニケーションの背景にあるのは
「察する文化」。



「皆まで言うな」「空気を読む」
言葉にしなくても伝わる。
むしろ言葉にしない方が粋、なんて場合もある。


相手の表情、声のトーン、状況から意図を読む。
言われなくてもやるべきことをやる。
それができると「気が利く」「仕事ができる」
と評価されますよね。


日本人はその「察する力」を、
長い時間をかけて磨いてきました。


でも、、、

AIは、察してくれないんですよね。


「議事録まとめて」と言っても、
何のための議事録か、誰が読むのか、
どんな形式がいいのか、どこまで詳しく書くのか——

それを伝えなければ、
AIは自分が期待したものではなく、
「なんか、イマイチ」な物しか出してこないですよね。


目的、成功基準、制約、文脈。
これらを言葉にして渡す力が、
AI時代に求められているわけです。



でも待ってください。


これって、AIに限った話でしょうか?




 

 

本来、相手が分かるように伝えることは
「伝える側の義務」なんですよね。



日本では、伝える側が言葉を省いても、
受け取る側が察することで成立してきた。


でも本来は、言葉を尽くして伝えるのが
送り手の責任のはずです。


「あの人、何度言っても動いてくれない」
「なんで分かってくれないんだろう」

こんな経験、ありませんか?


もしかしたら、相手の問題ではなくて、
伝え方の問題だったかもしれないですよ。


AIに伝わらない指示は、
実は人間にも伝わっていない可能性があります。


と、すると、仕事ができないと思っていた部下が、
伝え方次第で変わるかもしれない。


そう考えた時、私はちょっとドキッとしました。


会社員時代にある部下から
「ちゃんと教えてくれないとできません!」と
言われたことがあるのを思い出したのです。


彼女は30代後半、社内でそれなりに経験を積んで
私の下にやってきたので、業務の目的と資料を渡せば、
自分で考えてやっていくだろうと思っていたのです。


「ちゃんと教えてくれないと!?」
新入社員でもあるまいし、、、。


自分の指示の明確さを考えるより、
彼女に対する物足りなさが先に立っていました。


AI時代になって、私たちは初めて
「ちゃんと伝えること」の大切さと、
自分が今まで「ちゃんと伝えていなかったこと」を
正面から突きつけられている気がします。


そう思うと、AIって
ちょっとした鏡みたいですよね。

 

 

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