仏陀は「天人と人間の為に生まれてきた」とあります。
これはどう言う事でしょう?
天人=権力者、金持ち=汗を知らない人
人間=権力者ではない、金持ちではない=まだ汗を額に流さなければならい人
こう捉えらえる方が現実的で生まれて来て実りのある話です。
死んで50m空の上の天界として話を捉えると仏教から何も利益が有りません。
要は権力者と普通の人々に利益のある話です。
体が腐り死んで棺の中に入って後の話として信じる人には
「死んだら地獄、餓鬼、畜生、修羅に生まれ変わる」は道徳での面では利益が有ります。
もう既に母親の体から生まれてきたので、棺に入ってからの話は必要ありません。
いつの間にか母親から生まれ、いつの間にか育ち気づいたら自分と言う感覚があった。
「無始なる輪廻から」と言う下りは「この時点で自分が始まったとは言えない」と言う事です。
輪廻とはこの体に生まれて来る心の話であり
時々「自分」で、もっと煮えたぎれば「俺」と言う。
それが地獄の様な苦しみなのか、修羅の様に怯えているのか、餓鬼の様に
貪り争いを好むか、畜生の様に分別の無い心が生まれるのか、天人の様に
権力を行使し人を従えさせる快楽、権力、名声名誉、お金、物で
無痴になり狂う心が生れるのか。
その様な体の中に心が生れ消えるまでが「一生」と言い繰り返す事が
「輪廻」と言います。「輪廻は苦しい」と言うのはこの事です。