「できないことが増えてきたの・・」
できないことが増えたと言われたのは・・
とある・・お子さんのこと。
「発達障害」があって・・
小学校に上がったころ
学校での様子から・・
先生に指摘され・・分ったことらしい。
お子さんの様子を聞いたら・・
「出来ないことが増えた」、とそんな答えが返ってきた。
その時は「そうなんだな」・・
何気なく受け止め・・
心配だねと・・言葉を返した。
でも・・その後・・
何ヶ月もの間・・その言葉が・・心にひっかかっていた。
「出来ないこと」って何だろう？？？
その子の発達障害の状態はよく分からないけれど・・
子供って・・
些細なことであっても・・
「できること」が少しずつ増えていく・・。
毎日・・アレができるようになった・・
その1つ1つが・・嬉しかったり
親の喜びだったり・・
子供にとっての「できないこと」
とは・・未知の領域の何かであって・・
すんなりクリアして行く場合もあれば・・
そこは通らず・・スルーする場合もある。
たとえば・・
私は・・いまだにグローブをはめてのキャッチボールはできない。
スルーしてきたので・・
「できないこと」だけど・・
「できない」と意識したこともないし・・
自分には必要ないので・・まったく気にならない。
それを・・クローズアップして・・
「できないこと」として取り上げたりはしない。
「できないこと」
それは・・誰かと比べて・・
一般的なその年齢の子供のできるはずのことが・・
「出来ない」のであって・・
人の成長や歩みの中で・・
そこにフォーカスしなければ・・
ひょっとしたら・・
その「発達障害」の子供にとっては・・
必要のないことなのかもしれない・・。
そんなこと出来なくても・・
きっともっとできること・・
他の誰にもできない何かを持っているかもしれない。
「障害」や・・「心の病気」を抱える
そんな相手を見守っていく時には・・
「一般的な・・」というか「普通は」と言うか・・
そんな言葉でくくられる
心の壁は・・取っ払って・・
本当に・・
その人なりの「できること」を見つけてあげないと・・
と思ったりする。
そうすると・・・・
「できないこと」なんて何ひとつ無い！
そのことに気がつくはず・・。
人は・・みんな・・
歩みはそれぞれ・・
その人に必要こともそれぞれ・・
だけど・・
本当その人に必要な・・
「できること」を重ねているんだなって・・
そう思う。
「人生にゴールなんか無い！生きるだけだ！
生きる意味を他人が勝手に決めるな！」
障害者施設でおきた事件を受けて・・
ネット上で話題になった・・8歳のお子さんの言葉です。
それが誰であっても・・
人の生きる意味を勝手に決めてはいけないと・・
心にささりました。
（保険、家計、ガン治療などつづっています）
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