いいコト半分、悪いコト半分 | ごんた日記 ~食道閉鎖の子の育児日記~

ごんた日記 ~食道閉鎖の子の育児日記~

先天性食道閉鎖症の息子の育児と不妊治療、その他を綴っています。

生まれた時から尾骨下端に皮膚陥凹があったタカ。
毛巣洞という病気とのことで経過観察していましたが、その部分が盛り上がり、しこりのようになってしまったので検査をしました。
それが先週のMRIです。


脂肪腫なのか、何なのか…

それが脊椎の中に入り込んでいるようなら厄介らしい。
それをハッキリさせるための検査。
今日はその検査結果が出る日。
親子3人でドキドキの通院です。

いつもお世話になっている小児外科。
自分達の前の人が終わり、さあ私達の番!



…の筈なのに…


なかなか呼ばれない。
待っても待っても呼ばれない…。
そのうち、看護婦さんが「ちょっと待ってね…」と、言いに来る始末。




な~んか、嫌な予感。。。(゚_゚i)





やっと呼ばれて診察室に入っても…重い空気…。
「う~ん…」
と、いいながらMRIの画像を見ている先生。


嫌な予感は…当たりました。


最悪…ではないものの…
少なくとも「好ましくはない状態」でした。
脊椎の中に…脂肪が…。


この時点で小児外科では専門外。
専門の脳神経外科に紹介されることになりました。


その場でサラサラと紹介状を書く先生。
脳神経外科でもそれぞれ専門の先生がいるらしく、タカは脊椎の専門の先生に診てもらうことになります。
その先生、外来は別の曜日なのですが、今日たまたま午後から手術予定で、病院にいるとのことで、診てもらえることになりました。


すぐに脳神経外科の新患受付を済ませ、紹介状を持った看護婦さんに連れられて脳神経外科へ。
担当の先生にMRI画像を診てもらい…そこで思わぬ事が発覚。

タカ…二分脊椎なんだそうです…( ̄□ ̄;)

二分脊椎とは脊椎の一部が完全にくっつかずに開いてしまっている状態のこと。
その開いている部分や開き方によって様々な神経障害が起こるそうです。
生まれる前に超音波検査で判る嚢胞性二分脊椎と、出生後に皮膚の変化や脂肪腫で判る潜在性二分脊椎。
タカは後者。
今回の検査で見つかった脊椎の中の脂肪が外の脂肪腫とつながっている場合、成長に伴い足の神経が麻痺したり、排泄障害が出る可能性もあるとかないとか…。

幸い、今のところ大きな問題はなく、脊椎の中の脂肪が悪さをするものなのかも不明。
今、緊急に手を打たなければいけないような症状もないので経過観察・・・ということになりました。
よって今月末に覚悟していた手術入院も無し。

足にも排泄機能にも問題なく過ごせた場合、2年後(3歳)にMRI再検査です。
思いがけない病気が判明してしまったり、覚悟していた手術・入院がなくなったり…
いいコト半分、悪いコト半分な一日でした。


でもね。
私、意外に平気なんですよ。
脳神経外科に…って言われた時はちょっとひるんだけど(笑)
どうなるかわからない先のコトを今から悲観したり心配しても仕方ないしね。
これもタカの運命。
なるようにしかならないでしょ。

その状況に応じて全力でサポートするのが親のつとめなのだよ。



それにしても…



脳神経外科の先生…
男前だったわ~…(笑)