長文になります。m(__)m
最近の事なのですが
管理所に、人を咬んでしまった犬と、高齢で皮膚病を患い… 生気までも失ったミニチュアダックス犬が収容されました。
「いのちのはうす 保護家」のスタッフさん達は、犬さん達の命を繋ごうと動きました。
私は、保護家のブログやlineでのやり取りで奮闘される状況を見てる事しか出来なかったのですが…
その中で、保護家のチームワークと行動力の凄さを知る事になります。
先ずは
私も知らなかったのですが
『人間を咬んでしまった犬は、どんな理由があったとしても、
「咬傷犬」としての扱いになってしまうそうです。
そうなると
狂犬病の観察期間として2週間という時間が与えられますが、管理所から出る事は不可能との事です。
理由は…
咬傷犬は譲渡対象外になってしまうので、この仔が助かる道は…
飼主さんのお迎えしかありません。』
しかし、人を咬んでしまった犬さん側にも咬む理由があったと、保護家代表 山下由美さんは言われます。
「憶測ですが…
迷子になったこの仔を保護しようとした方がいたと思うんですが、
元々の性格が怖がりだったため、ジワジワと追いつめられ、
人間の緊張感がこの仔に強く伝わったんだと思います。
この仔は、我が身を守る為に咬んでしまったんじゃないかと…
人間で例えると、決して暴力ではなく、
手で払いのけようとした同じ行為だったと思います。」 と。
私も良く耳にする言葉です。
「1回咬んだら咬み癖がつくから、もうダメよ」って。
何がダメなんでしょうね?全ての否は、人間側にあるのに。
代表は、管理所に収容されている2匹の犬さんと会って
『管理所の扉の向こうで
絶対死なせない!絶対死なない!絶対終わらせない!』と、決断されました。
代表は、この思いを保護家の仲間達にlineで伝えました。
すると、lineの着信音がひっきりなしに鳴り始めたのです。
仲間達によるいのちのリレーが始まりました。
スタッフの皆さんは、私と同じように休日を利用してボランティアに参加される方ばかりです。
lineでのやり取りを見ると
情報を発信・収集し、その都度lineに流すと、それぞれに自分に出来る事・動ける時間帯などが次から次に入って来ました。
動物愛護団体としては、県での決め事があるようで、代表は行動してもよい内容をチェックしながらスタッフさん達に伝達されておられました。
(でも、殆んどは『指摘を受けたら、私が謝罪に行きますので進めて下さい』と、お返事されていました。)
咬傷犬の飼い主さんを探し出す為に行動を起こすスタッフさん
ミニチュアダックス犬の、一時預かりや里親さんを探すスタッフさん
そして
スタッフさん達によるチームワークと行動力が、2匹の犬さんの命を繋ぐ力となりました。
我が身を守るために人を咬んでしまい、後2週間と言う命の期限となった犬さんは…
なんと!
飼い主さんが管理所にお迎えに来られましたー!
花火大会の音に驚いて脱走してしまったそうです。
高齢で皮膚病を患い、生気を失ったミニチュアダックス犬は
捕獲されるまでの環境の悪さや、今後の皮膚病との闘い・何より生気を失っている事など、十分に理解し受け止めて下さる里親さんでなければならないと、里親希望の方々と何度も連絡を取り合い…
ミニチュアダックスちゃん、里親さんが決まりました。四国在住で、とても優しくて愛情いっぱいのご家族様です。
里親様が決まった後も、ミニチュアダックスちゃんのお世話や受け渡しの為に、二人のスタッフさんは、この子に寄り添いました。
我が子のように一晩つきっきりで添い寝をされたり、短期間で分かった犬さんの性格や皮膚病についてのケア方法を手紙に託したり、受け渡しは大分港でしたので猛暑の中、車での移動に休憩を取りながら細心の注意を払われた事と思います。
生気を失ったダックスちゃんでしたが、スタッフさん達の懸命な愛情を受けて表情が変わって行ったそうです。
代表は、
『いのちのリレー』には
情報を発信するいのち、
情報を広めるいのち、
運命の赤い糸に気付くいのち、
レスキューに向かういのち、
レスキューされたいのちの赤い糸を繋げに向かういのち
がある。と、言われました。
私は、何も出来ませんでしたが
既に、活動・支援をされておられる方々は、この『いのちのリレー』で小さな命を繋ぐべく動かれていたのですね。
『いのちのリレー』良い言葉です。
一人では出来ない事も、沢山の力で一つひとつをクリア出来るのだと知りました。
ただただ、感動していた私ですが
無事に役目を果たされたスタッフさんの心情がどんなものだったのか?を、想像すら出来ませんでした。
数時間・一晩・数日間だけなのに、注げる愛情全てで向き合われました。やがて、無表情だった目に輝きが戻り「クーンクーン」と声を出すようになり
その変化が嬉しくて、もっともっとダックスちゃんを知りたい抱き締めたいと思われたのでしょうね。
ダックスちゃんとお別れした後、色々な思いが込み上げて来ては、涙が溢れて止まらなかったそうです。
ただ、レスキュー・保護して里親希望される方に引き取って貰えばいい!と言う考え方ではなく、犬猫さん達が本当の幸せを掴めるように、第2の犬生猫生が送れるようにと活動しておられます。
無惨に棄てられ、何かの事情で持ち込まれ、命の期限に怯える動物達
その小さな命を、懸命に繋ごうとする団体や個人様が増える事よりも
最期まで愛情をそそいでくれる飼い主さんが増えて欲しいです。
最後まで見て下さり
ありがとうございます。
( ̄∇ ̄*)ゞ






