たぶんちょっと違うんだな
大切だと思ってくれる魂を
切望しながら
どうしても信じることが怖くなってしまう誰かがいるんだ

大好きという土台が貧弱で不安定で
いつ崩れてしまうか不安で仕方ない
欲しいのに欲しがれない
ネジれて
ヨジれた求愛が
大嫌い!になったり
なんだおら〜
 ぶっ殺すぞぉら~
  舐めんじゃねぇぞ
になったりする

何度も何度も大好きと言って欲しくて
大好きの証拠に肌と粘膜を欲しがってしまう

普通に静かに愛し合うのは無理なのか
愛し合い生きるという
根本的な社会性の欠如なのか
普通というものに適合しない出来損ないの魂なのかもしれないと

僕に
もしかしたら僕らに
普通のアイシアウが
簡単に信じ込めるような未来はない

けれど
僕はまだ
その微かな可能性を感じてしまっている

あり得ないとこころが叫び
そんなことないと
こころのもっと奥のからの
叫びも聞こえる

だから歌うんだよ
一番無様で情けない求愛を
胸を張って曝け出す
これはハートポルノさ

信じるんじゃない
祈るんだ
裏切られても
祈るんだよ
馬鹿みたいだけど

馬鹿になればいいだけさ

そして泣いて
馬鹿だなって笑えばいいのかもね

うん