自己陶酔で いいもの  たまにはある

まぁなんだぁ

でも酔っ払いは格好悪いことが多い

そういやぁ格好よく酔った人を知らないわと思って怖くなった

露骨な本性が見えやすいってことはある

こころのリアリズムという意味では全然ありなんだけれど

そんでもって思う

自己驚愕ってのはどうだろうかと

前にも何度か書いているのだけれど

類型で言えば憑依型

聴こえるタイプ

そして自分でビクッとしていたりする

この間話したな(書いたか)小説パンとサーカスの中の女性 なんだっけ名前は ちょっと待ってて 調べてくる



はい

マリアさんでした 桜田マリアさん

彼女はてんかんの部分発作中(数分)にいろんな言葉をいろんな声で聴くという描写があるんだが

それが瞬きの間に起こる

自分の声で聴こえるんだが

へっ?

って思うことが多くて面白い

軽く驚く

だが

言葉の力は強く思える

神の啓示とかじゃない

無意識からの突沸なのだけどね


この自己驚愕は許せる気がする

もう一人の自分が後ろから

「わぁっ!」っと驚かすような

脇腹をこちょこちょするような


突き詰めればそれも陶酔の仲間なんだけど

無意識下で行われているであろう

思考の連想ゲームが大きく跳躍をするんだろうか


予定調和を嫌がる内側の魔物さえ笑わせてしまう発想の飛翔


啓示じゃないけど安物の神秘みたいな

自分がかつて仕込んでおいて

忘れていたビックリ箱に一本取られるようなやつ


なくても書けるけど

あれば楽しいよ


そんなのある?


僕はね


結構あるよ


病気かなぁ?