淡い詩情が霧のように浮かぶ部屋で

そいつらを指先に結露させていく

滴り落ちる前の

一番危ういストップモーションが

写実出来たらと

僕は自分に耳を澄ますんだ

君にも聴こえるよねって

口笛を吹いて

遠い空の下の誰かを想う

淡い感傷が君の中で

どんな宝石になるのか

夢想をしているところさ


おはよう


世界中がさみしがりやさ


おはよう