理解しようともがけば 
理解は遠ざかる  

自らの中に 
欲情のしっぽを感知して 
口先だけでは
仕方ないよねっなんてさ  

見つけても感じないことと 
感じても許せないことと 
許しても解放できないことも  

そんないろんな感触の間の 
静かだけど強烈なエネルギーの
危なっかしい平衡があってさ  

その緊迫の暗号を
さらにモールス信号に変換して 
馬鹿みたいに言葉に忍ばせてみるんだ  
僕は言葉も書く 
言葉だけは書けない
言葉だけは書きたいと思わない  
だからみんなラブレターにしか
ならないのかもしれない 

それなら仕方ないけど

わかりやすいラブレターがいいよね
やっぱりさ