ノイズはいつか メロディーに帰着する

歌声はやがて 雑踏に拡散する

変わらないモノを探すうちは
変わりゆくガラクタしか手に入らない

枯れ木の山に僕らを隠そう
猥雑な森に息を潜めよう

見つめ合う百年も
抱きしめた一秒も
すべてね


気まぐれな風が
木の葉を舞い上げたら
誰かの耳に
メロディーが届くかもしれない
鼓動を忘れた魂に
命が宿るかもしれないだぜ

偶然を運命だなんて
言い張らない
いい子でいられたらね

空白は源泉さ
空虚こそが幻想なんだよ

僕らもいつか メロディーになるのかな

そんなの 知らないよ