目を細めた君の瞳に
だけど僕は映り込まない
でも微かに光り 秘かに歌うだけさ
時代遅れの ラブソングが
万に一つ 届いたとして
僕らは生きてすれ違うことさえないのかもしれない
寡黙な涙は 宇宙の闇に 吸い込まれてしまった
そして架空の想い出で
こんな小宇宙が出来上がったんだ

肉眼で見えないのなら
感じてしまうしかない

ねえ あの空白の黒の中に
どのくらいの涙が流れていると思う?

時空の吹きだまりでさ
また今夜出逢えるんだろうか

いっそ瞼を閉じて
空白を埋めてよ

僕という九等星が受信したのは確かに君なのだから