未知を食い尽くしたいと 
有限の時の前で祈る 
でも果たして 
全能はしあわせだろうか  
知ればなおその先に未知は繋がり 
不毛な世界の秩序は 
欲望のカオスの当然の帰着に隠された 

夢を隠す強さで 
今、僕らの未来を貶めてみる 
踏みにじられた希望達の 
野性を信じながら 
朽ち去るほどの意志なら 
痛まぬうちに眠ればいい  

影のない夜には 
夢踏みに耽るこころがいい 
柔らかいと優しいの間の 
虚数解の無意味さえ 
判りあえるかもしれないじゃないか