上の【一瞬の風になれ】は患者さんからいただき、下の【蜜蜂と遠雷】は患者さんに勧められて読んでみました📖
どちらも本当に素晴らしい小説でした。
ここまで「素晴らしい!」と思える感動レベルの作品に出合うことはしょっちゅうあることではありません。
なのに2作続けてこんな傑作を読むことができるなんて…本当にありがたいですm(_ _)m
上記の2作は陸上と音楽の話ですが、通じるものがあるんですよね。
ということは…そうです、めちゃくちゃ空手の形にも通じるんです。
私もアスリートの端くれとして、読んでて「わかるっ!」て箇所がいくつもいくつも。
「一瞬の風になれ」は、息子が高校生になる直前のこのタイミングで、自ら探したわけでもなく与えられるなんて。。奇跡としか言いようのないタイミング、運命のようなものを感じてしまいます。
陸上(特に短距離競技)も形も、どれほど膨大な時間を練習に費やしても、本番に一瞬ミスをしようものなら全てが変わってしまいます。
陸上の小説を読みながら空手の小説を読んでいるようでした。
「蜜蜂と遠雷」はコンクールに挑んでいくピアニスト達の物語ですが、これもまた空手の形と似ていると思いました。
楽譜があって奏者はそれを演奏するわけですが、同じ曲でも奏者や楽団によって全く違うものになりますよね。または同じ楽団でも指揮者によってこれまた違う演奏になるわけです。でも楽譜は同じ。
形もそうで、同じ形でも選手によって全然変わるわけです。でも形の挙動は同じ。
減点する箇所が見当たらないほど綺麗でうまくてもうまいだけの人、うまいだけでなく人の心を打つ「何か」を持ってる人、これも音楽の小説を読みながら空手の小説を読んでいるようでした。
受験が終わり、読書をする時間ができた息子にまずは「一瞬の風になれ」を渡しました。
空手をずっとやってきた彼だからこそ。
素晴らしい小説を読むことができて幸せです。
Iさん、Kさん、ありがとうございました![]()
