大分古い漫画ですし、名作として名高い傑作ですが、僕はこの歳になるまで読む機会がなく、今になって読み終えました。
評判通りの稀に見る傑作で、漫画で本気で泣けたのはいつ以来だったか…漫画だとバカにするなかれ、優れた漫画と優れた小説に優劣はありません。
涙が出るにも理由や感情は様々ですが、こういう類の感情で涙が落ちるって久しぶりだった気がします。切なくて、悔しくて、哀しくて、だけどあまりにも美しくて…魂に響き渡りました。
ごく稀に、限りある人生でこれを知らぬまま死ななくて良かったと思う本や映画に出合いますが、BANANA FISHも正にそれです。
ちなみに女性の漫画家、吉田秋生先生の作品ですが、これは女性でなくては生み出せなかった気がします。改めて女性特有の繊細さ、深さ、美しさ、そして偉大さを感じることができました。
まだ読んだことがない人は是非手にとって読んでみてくださいね。
