今日ラストに来られた新患さん。
カイロプラクティック院に勤める同業者さんでした。
お勤め先は巷によくあるタイプの一般的に認知されているカイロで、マッサージして、関節治して、こんな体操してください的なアドバイスして・・・みたいな治療の流れです。
新患さん曰く
『カイロと整体の違いが、やってる本人である僕がわからないし、それを聞かれてもやってることがやってることなだけに説明のしようがないし、週に二回も来させてその場しのぎの対症療法やっててなんなのだろうか・・枕を売ったりいわゆる物販も行うし・・・』
そういう疑問を抱いて悩むだけ素晴らしいことだと思います。
勤め先はとても規模の大きな所で、その分世間への影響力は強く、カイロプラクティックのイメージを定着させていることになります。しかしこういう疑問を抱くのは彼だけで、そんな疑問を持つこと自体を先輩や同僚からは訝しがられるのだとか。彼らが気になるのはカイロプラクターを称している自らのプラクティスの内容ではなく、何人治療したとか、いくら売り上げたとか・・そんな感じのことのようです。
悩みは尽きないようですが聞いてて思うことは、勤め先は利益を生み出すことを第一の、、いや、第二、第三の目的としておりカイロプラクティックに対しての拘りや愛などは微塵も感じられないということです。
わかっていたことですが改めて現状を聞くとやはり残念ですね。こういうスタイルがカイロプラクティックなのだと世間の方々に思われていくのですから。
経営は大事なことです。利益を生み出せなければ存在すらできません。社会から淘汰された者が何を叫ぼうとも負け犬の遠吠えと思われるのが関の山でしょう。
けれどそれが第一の目的にはなりたくないと綺麗言かもしれませんが思います。
やはりカイロプラクターは脊椎サブラクセーションのアジャストに、それを特定するための検査に徹底的に拘るべきだと思います。学生のうちからサブラクセーションの特定とアジャスト以外の手段に手を出し過ぎ、まともなアジャストの技術習得もままならず他の方法で症状の治療をする。
こんなプラクティスは手技療法に携わっている誰もがやっていることであり、やれることです。
本来ならばカイロプラクティックはカイロプラクターにしか絶対出来ないことで、それだけ独自性がある職業なのです。
今日訪れた彼にはカイロプラクターとして生きていけるよう、現状に負けず腐らず頑張ってもらいたいですね。
時間がかかっても疑問を抱く気持ちさえ忘れなければきっと未来は変わるはずです。
望む未来を創るために必要なことは選択・行動・努力・継続だけですから。
iPhoneからの投稿