数日前にピアニストの辻井伸行さんが挑んだヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのドキュメンタリーがNHKで放送された。途中からであったのだが録画しておいたのだ。
私はクラシックが大好きで普段はクラシックしか聴かないほどなのだが、本当に感動した。全盲とは信じられない演奏で、これは視力の代わりに神が与えた奇跡としか言葉が思いつかない。どれほど辻井さんが真剣に音楽に向き合ってきたのか私には想像もつかない。しかし一度も練習を苦しいと思ったことはないと言う。そして彼の口から出る言葉は、自分がどうのこうのではなく両親や自分を支えてきてくれた方々への感謝の言葉ばかりである。
仮に人はそれぞれ何らかの役目を持ってこの世に生を受けるのだとしたら、辻井さんは間違いなくピアニストとして音楽を通し、多くの人の心に感動や勇気といったものを与えるために生まれたのだと思う。
私も分野は違えど、多くの人の力になりたいと思う。クライバーン・コンクール日本人初の優勝という快挙と、辻井さん自身に心より拍手を贈りたい。
