嫌いな人がいなくなるという誤解☆ | 囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

囚われの人生からの脱出!もっと自由に生きる心理学〜命のちから心理セラピー講座〜インナーチャイルドセラピー

東京池袋の隠れ家的一軒家セラピールーム。公認心理師常駐。インナーチャイルドカードを使って心と対話をする技術を教える活動を通じて、多くの人が幼少期の体験の影響を無自覚に今も受けていると知りました。。それに気づいてもっと自由に生きられるようサポートしています。

 心理療法を通じて、自分の内面を見て行くと、やがて様々な問題がなくなって、

 

例えば嫌いな人もいなくなるんじゃないか?

 
と思ったりする人がいます。
 
そうすると何となく、無意識に「嫌っちゃいけない」と思い込んだりします。
 
聖母マリアみたいなイメージに近づこうとする。
 
でも、「嫌いな人がいなくなる」というのは誤解です。
 
 
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心理療法で心をどれだけ見ても、人間である限り「好き嫌い」は残ります

 

元々「好き嫌い」が多すぎた人は、ものの見方の偏りが是正されて

 
嫌いな人が減ることはあると思いますが、
 
元々感情抑圧が強かった人は、
 
むしろ、「人を嫌ってはいけない」といった抑圧が解け自分の感覚にも正直になるので、逆に「好き嫌い」は明確になるように思います。
 
 
では、心理療法で心と向き合っても楽にはならないのか?と言うと、
 
そんなことはありません。
 
心がクリアになると、
「嫌いな人」に対する、葛藤がなくなります。
 
「ああ、自分はこの人のこと、嫌いなんだな」
と理解したときに、
 
自分に対しても、相手に対しても、
 
変えようとしたり
罰を与えようとしたり
無理に力を加えようとしなくなります。
 
 
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嫌いは嫌いのままに、

 適切な距離を置くことができるようになります。

 

それは自分も相手も楽にし、

尊重することになります。

 

 

 だから、結果的に人間関係が楽になるのです。

 

 
今日も最後までお読みくださってありがとうございました。
 
 「尊重すること」を学びたい方は