今日は久しぶりのビジネスあるあるです。
職業柄、私の周りには駆け出しのセラピストさんがたくさんいらっしゃいます。
それで、わりとよく耳にするのが、これ。
「同業者の活躍が気になる」
というもの。
本当にっ!(笑)
めちゃくちゃよく聞きます。
「気になる」 というのは
「 意識する」 ということで
それ自体は別に悪いことではありません。
むしろ 同業の人にまったく無意識というのも
不自然なのではないかと思います。
だって 、自分と同じことを生業としている人というのは 、
もしかしたら 自分と同じような価値観を持っている人かもしれませんし、
場合によっては
志を同じくする人なのかもしれません。
少なくとも何らかの共通項があるという点で
興味関心を持つというのは当たり前のことだと思います。
ヒントやアイデアを与えあったり
刺激を受けあったりできるのも同業者ならではで、
昔から良きライバルというのは
成長に欠かせない存在とも言われます。
( ガラスの仮面の 北島マヤと姫川亜弓のように)
ところがです。
そんなふうに 同業者を 良き存在として眺めている時、
同業者が気になる という言い方はあまりしないものなのですね。
そういう言い方をするときは
大概こんな感じです。
・同業者の 活躍を SNS で見るたびに うらやましさを通り越して妬ましくなります。
また、そんな自分が嫌です。
・こんなに活躍してる人がいるのだから 自分なんかが、 わざわざ同じことをやる意味がないように思えてしまいます
・活躍している人を見るたびに、やっぱり自分はダメだと思い自信をなくします
・私がやろうとしていることを 同業者 に取られるのではないかと 心配です。
・同業者がやっていることを 私が真似したと思われるのではないかと心配です。
ざっとこんな感じでしょうか。
今日はそんな風に感じる方のために
書いています。
お時間あったらお読みいただけると嬉しいです。
まず最初に このように感じてしまうということは、
大前提として まだ 自信がない ということが言えると思います。
自信があればそもそも人と比べたりはしないですから。
人と比べてしまう時点で 自信がないわけです。
自信がない状態で 人と比べた時に、
比べた結果、
「 よし、これは自分の方がよくできてるから 、結果自信が持てるぞ 」という風にはまず絶対なりません。
だって最初から、経験も浅いし、自信がないのですから、「私のほうがよくできる」とは思えないに決まっています。
だから、「よくできる」というようないわゆる技術や優秀さで比較してはいけないのです。
じゃあどうすればいいの?
ヒント♥
「比較できるものに目を向けてはいけません」
価格、技術、ツール、手法、経験年数、売上、お客様の数・・・
これら全部比較できます。
比較できるものというのは、真似もできるし、たまたま同じになることもあります。
だから究極の差別化にはならないのです。
ては究極の差別化ポイントは何か?
それは「あなた自身」です。
あなたという人はこの世にひとりしかいません。
あなたのやっていることは真似できても、誰もあなたになることはできません。
だから、あなたが自分のサービス、商品を世に出すとき、
一番大切なことは「私がそれを提供すること」であり、
あなた自身がその意味を理解することなのです。
ここが理解できると、この世界で「あなたを待ってる人」に出会うことができますよ。
今日も最後までお読みくださってありがとうございました。