物事のどこに注目するか?
ということは、非常に重要なことのような気がしている。
観察されたものにエネルギーが与えられるという考え方は、至るところで語られている。
すると、
「ここが悪い、こけが悪い」
と必死に悪いところを見るのはどうなんだろう?
どうなんだろう?思ったりする。
セラピーにおいても、
「この人は○○病」とセラピストが思ってしまったら最後、その人は一定のライン以上よくならない、という調査もある。
私は心理セラピーにおいて、
それを心掛けている。
それは、現にある不調和なところを見ないふりをするのではなく、見えているけれど注目のしない、という感覚だ。
調和した姿を見る。
そこに至る道筋を見る。
だから昔から、
体の調整を受けるときも、
あんまり極端に悪いところを強調されると行きたくなくなる。
だって通うだけで病人みたいな気分になるじゃない?
そんなときは、その治療さんの腕が良ければ良いだけ、
もったいないなーと思う。