元祖一条流がんこ総本家@早稲田(怪しい店の怪しいラーメン)
■「がんこ」って、一体なに?“がんこ”(通称)の始まりは、高田馬場の明治通り沿いにある高戸橋近くに、とてもラーメン屋とは思えない真っ黒な店を出したことから始まる。看板も店名もないその店は、常連から“がんこラーメン”と呼ばれ、それが自然と店名になっていった。当初マスコミを嫌い、口コミだけで行列ができていく。
その味を作ったのが“家元”である一条安雪氏である。独自のマーケティングでラーメン界の常識を覆す仕掛けを次々と実行し、フリーク達を虜にしている。虜になったのはフリークばかりではない。その味に惚れ込んで、修行をし、自ら店を出してしまった人が続々出てきたのだ。その流れを汲む店はもう20店にもなる。
■「がんこ」って、どんな味?
では、がんこのラーメンの特徴は何か?
まずは、強烈なインパクトのあるしょっぱさ。癖になる味、忘れられない味なのだ。塩分も多いのだろうが、ダシを十分に取っているので塩辛さだけではなく、旨さがある。塩辛いだけなら、いくらでも他店が真似をして出しているだろう。他店が真似のできない味、それが“がんこ”なのだ。
次に麺。細く縮れた黄色い麺は固めに茹でられ、ここでもまた印象づける。そしてチャーシュー。かなり大判のバラ肉ロールタイプ。スープに浸って、しばらくするととろけるように柔らかくなる。今でこそ、柔らかタイプのチャーシューは増えてきたが、昔は、このチャーシューを食べたいがために遠路はるばるやってきた人もたくさん居たほどだ。味の方も絶えず工夫・改良し、ファンを飽きさせないのも大きな魅力と言えよう。
■「総本家」って、どこにあるの?
元々、早稲田通り近くで総本家としてやっていたが2001年12月で本人は退き、弟子に西早稲田店として譲り渡してしまった。家元は過去に行列店を作っては、何度か姿をくらましたことがある。そのたびにこっそりと新店を出し、またまた行列店になっていくのであった。
そして今回も2002年2月に都電早稲田駅前で復活。壁は黒塗りで看板も何もない、あるのは牛の頭骨だけ。いわば「がんこ」のスタイルである。しかし、今回はさらにいたずら心を発揮してきた。新店の“イタズラ”は「入り口が見当たらない」のである。さて、どうやって入るのか?それは行ってからのお楽しみ。
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【DATA】店名:元祖一条流がんこ総本家 住所:東京都新宿区(都電早稲田駅脇、交番の隣) TEL:なし 営業時間:12:00-20:00(売り切れ終了) 土祝16時迄 休日:日曜