装具ができてから~補助輪つき自転車が乗れるまで~ | 勇気のつばさ

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2歳11ヶ月の時に病気になり右片麻痺の後遺症が残った息子。

そのリハビリや日常を綴った日記のつもりが、生茶パンダ先生話に!!

息子が3歳1ヶ月時に装具ができて、靴の準備もできてからは、行動範囲も広がりましたニコニコ

でも気になっていたのは、玄関前においてあるピッカピッカの自転車・・・

息子の祖父からのプレゼントプレゼントでした。

もう乗ることはないのかな・・・なんて思ったりもしていました。


当時、手のリハビリを兼ねて砂場がある公園によく出かけていました。

そこは、交通公園で足こぎのゴーカートや自転車がおいてあります。

乗り物ダイスキラブラブの息子は、まずゴーカートに乗りたがりました。

足を前後に踏み出すのですが、右がどうしても追いつかずはずれました。

数回練習させたら、あとは私が押して満足させていました。

しかし繰り返すうちに次第にできるようになりました。


そして、やはり自転車にも乗りたがりました。左は大丈夫なのですが、右足がどうしてもはずれる。何度やっても同じ・・・バンドのようなもので固定しないとだめかなぁ?


入院していた先の病院のOTの先生に相談しました。


「う~ん、補助輪つきなら(足を)固定するものをつけてもあぶなくないか・・・

いや、むしろつけないほうがいいか・・・」先生は、ご自分で自問自答するよかのように考えながら、行ってしまいました。先生の中でもかなり迷われたのだと思います。


が、私は「つけないほうがいいか・・・」=脳が足をペダルにおいておくように指示をだすようになる(言い方は間違っているかもしれませんが)と言われたのだと解釈しました。


それ以後、ペダルから足が外れたら私がペダルと足を押さえずっと進むようにしました。息子の苦にならない範囲で毎日。

私自身中腰で進んでいかなければならなかったので、かなりきつかったあせるあせるのですが、

1~2週間続けたある日、右足がはずれずにクルっとペダルをこいだのです。

「できた~ビックリマーク」「やった~アップ

その後、プレゼントの16インチの自転車は、補助輪をはずし小学校に入るまで

使われました。