今日の息子妄想。 | 結局、好きな男子のことしか書いてない。

結局、好きな男子のことしか書いてない。

徒然つぶやいてます。BLネタメインかと。

BIGBANGヘビロテナンバーが、「HaruHaru」から「MY HEAVEN」にシフトしました。

結局切ない歌詞に弱い。

今週末は東京に行きます~でも特にキスマイ関係のことは何もしません(笑)


吾郎×憲吾馴れ初め編、今日で終わります!

今日は十二分にフ女子要素が濃くなってますのでお気を付けて(汗)

憲吾のキャラ崩壊とか、いろいろ言葉足りないとか、気にしないことですっ(滝汗)

では、妄想劇場スタートです!


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肌を撫でる風の冷たさが、夜の訪れを予感させる。

それでも、憲吾は走り続けた。


「はぁ・・はぁ・・ここか」


足を止めて見上げた先には名門「菅原ジム」の看板。

煌々と部屋の灯りはともり、微かにグローブがミットを打つ音が聞こえる。

吾郎のバイクが、ジム横の駐輪場に停められていることに憲吾は気づいた。

見慣れたそれに近づき、そっとシートに触れているとドアが開く音がして、思わず憲吾は建物の裏手に身を隠した。

出てきたのは、トレーニングを終えた吾郎と、ジムの先輩だった。


「吾郎ってバイクで高校通ってんのかよ」

「はい、どうしても欲しくて」


その声に、憲吾の体が緊張で竦む。

あんなに聞きたかった声の筈なのに。

あの辛い別れが思い起こされて、胸が痛んだ。

吾郎がバイクのシートを上げると、先輩がフルフェイスのヘルメットを手に取った。


「メット二つあんじゃん。今日俺も乗せてってよ」


悪気のない先輩の言動に愛想笑いを浮かべながら、吾郎はその手からやんわりとヘルメットを取り返した。


「あーすんません。このメット、人に貸せないんすよ」


ヘルメットをじっと見つめて、吾郎はほほ笑みを浮かべた。


「なにそれ・・ああ、彼女のってこと?」


その問いかけに、間髪いれずに吾郎が言う。


「彼女じゃないんすけど、俺の大切な人のメットなんで」


その吾郎の言葉に、一人心を震わせていたのは憲吾だ。

いつだったか、吾郎から渡された白い新品のヘルメット。

「お前は有名人だから、フルフェイスにしといた」と。

吾郎は別に「誰の」なんて言わなかった。

それがまさか自分専用だったなんて。


一言二言言葉をかわして、吾郎はその先輩と別れ駐輪場に一人きりになる。

「おい」


突然の声にやや身構えながら、吾郎は暗がりから現れた男を探るように見た。


「憲吾・・?」


ライトの下まで歩みを進め近づいたのは、紛れもなく憲吾その人だ。

その冷たい視線は、吾郎だけを見つめている。

予想もつかない展開に、吾郎は完全に言葉を失った。


「・・お前、何勝手なことしてやがる」


やや嘲笑気味に、憲吾は口を開いた。

「・・・」


目を逸らす吾郎の態度にイらついて、憲吾はその胸倉を掴んだ。


「俺がいつお前にこんなこと頼んだよ!!」



俺のために強くなる?


俺を支えて行くために?


どうして


どうしてそこまでしてお前は・・・



吾郎は堅く口を閉じたまま、何も言わない。


「マジでムカつく・・」


震える声。

憲吾は、吾郎を突き飛ばすように解放した。


「憲吾・・」


吾郎が思わず伸ばした手。

ほぼ同時に、胸に飛び込んできた憲吾を吾郎は抱きとめる。


「忘れたいのに・・忘れられねェよ」


求めていた温もりに触れて、涙が零れる。


「消えて欲しいのに、会いたくて、会いたくて・・」


とめどなく溢れる感情を制御できない。


「・・何してもお前のことばっかで、おかしくなる・・」



お前に出会って、俺は戸惑うことばかりで。

何かを憎むことで、傷つけることで、バランスを取っていた。

愛なんて、この世で一番胡散臭いものだと本気で思っていた。


ハンパな強さや意地汚さを権力にすり替えて、海王を仕切る最低な野郎たち。

見ていて、吐き気さえした。

だからねじ伏せてやった、拳一つで。

これこそが世の理だと、見せつけるように。


けれど、お前はいつだって俺を対等に扱ってきた。


影を歩む俺を、太陽のもとに連れ出して。


一人じゃないと教えてくれたのは


吾郎・・お前なんだ



縋りつく憲吾の髪を撫でて、吾郎が突然笑う。


「お前・・汗ハンパねェ」
「てめ、ふざけ・・!」


離そうとした体を、強く抱きしめられる。


「・・吾郎・・」


吾郎の頬が、憲吾の頬に重なる。


「まだちょっと信じらんねェ・・」


さらに強くなった腕の力に、憲吾は眉間に皺を寄せる。


「・・痛ェ」

「幸せ噛みしめてんだよ」


言葉通り、吾郎は憲吾の存在を確かめていた。

腕の中にある、確かな温もりを。


「憲吾」

「ん?」

「俺を選んだこと、後悔させねェから」

「ハ・・期待しとく」


思わず噴き出してしまった憲吾の笑顔を見て、吾郎は急に周りを見渡し始める。


「あー」

「?・・・・っ」


難しい顔をして自分を見つめていると思ったら、いきなり真剣な吾郎の顔が迫って来て、憲吾は思わず身を引いてしまう。

その緊張が伝わって、あと少しで唇が触れ合う距離で吾郎は動きを止めた。

訪れる衝撃を覚悟していた憲吾は、きつく閉じていた瞼を開く。


「吾郎・・?」


その期待の込められた物欲しげな瞳に、吾郎は一切の躊躇いを振り払った。

チュ


軽く重なっただけのキス。

柔らかく吸いつく唇が、そっと名残惜しそうに離れる。

視線を合わせられなくて。

憲吾は、染まった頬を隠すように横を向く。


「そんなヤべェ顔すんな」


ため息を吐いて、吾郎は憲吾の細い首に手を宛がい、引き寄せる。


「止まらなくなるだろ・・」

「・・アホ」


自分の存在する意味


愛し愛される幸せ


ほんの少しの切なさ 


教えてくれるこの存在を大切にしようと心に決めて


憲吾も吾郎を強く抱きしめた。




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結局ラブラブオチ。

大の男が抱き合ってたら、普通暑苦しいよね。

でも憲吾と吾郎で考えるとあら不思議、爽やかな恋の香りが漂いますっ(^▽^;)

難しいです、妄想を文に起こすっていう作業は。

いまさらか。
次からはまたドラマのストーリーに沿った妄想しようかなと。

9話とか最終回とかそれ以外でも、ネタはいっぱい転がってます!(笑)


ではvv