喩えるために必要な力? | 「出版するのが夢だった」あなたへ・・・夢の実現を応援するブログ

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文章力を高めるための「喩える力」について考えるシリーズの3回目です。

■あーとてるの思い出

前回は「喩えが秀逸ですよね」と言われて、ワークショップのお仕事をいただいたという話をしました。

今回はもう30年ほど前の話です。

20代の頃、西新宿のシングルズ・バー「あーとてる」という飲み屋さんに通っていました。20人も入れば一杯の小さな店でしたが、モハメッド・アリの海外遠征に同行していたこともある、元プロ・フォトグラファーのマスターが経営する居心地の良い店でした。毎晩、常連のお客さんと話し、歌い、飲むのが楽しかったのです。

その頃に親しくなった、哲学や思想について詳しい社長さんがいました。

当時は、1990年代前半で、現代思想がどうだとか「○○主義」がどうだとか話していたのだと思います。

社長さんは全共闘世代の少し上の世代の方で、会社経営をしながらも、哲学や思想に目配りして、さまざまな問題にアンテナを立てている方でした。私がその方のお話を聴いて、

「それってこういうことですよね」

と、自分の理解したことを言葉にすることがよくありました。そこで、

 



「藤由君は、物事を核心をつかまえて『要はこういうことだ』とたとえ話にするよね。それが意外と的を射ているんだよね。」

と言われたことがありました。

そこで、その社長さんはこう解説してくれました。

「喩えるためには、まず話を要約できないとダメだよね。長い話を短い言葉に要約する。その要約された内容を、今度は、別のことに喩えているんだけど、その喩えが面白いんだよね。」

「喩える」ためには、話を「要約」する力も必要。「要約」した内容を「たとえ話」にする、ということをしていたのです。

「喩える力」のその前提には「要約する力」が使われているということに気づかされた体験でした。

(つづく)

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