お茶事の準備、そしてオオヤマレンゲその2 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

准教授の許状がお家元から届いたので

お弟子さお渡しするお渡しする引継ぎの茶事を行います。

 

ということで、一か月前から準備で大変、

と、私、芝刈り爺さんは、見ています。

 

 

台所もお茶事用に、使うものの入れ替え。

お茶の道具も、総入れ替え。

 

そもそもお茶事の道具も選んで、、、などなど、です。

 

 

ということで、準備の一端をご紹介。

 

 

利休さまの肖像を掲げて、、

今回は座像。

立っている姿のものもありますが、今回はこれ。

 

 

 

 

 

待合もそれっぽく軸を下げて、、

 

そして釜。

今回は、縁あって購入できた

江田朋さんの釜を使用。

 

江田さんは、あの江田恵さんの息子さん。

江田さんは佐野市在住の天明鋳物の作家さん。

 

天明鋳物は、芦屋と並んで茶釜で有名です。

 

これがその釜。

 

銘は「翔 雲」

 

山を囲んで流れる雲をイメージした、と聞きます。

 

鐶付は風のイメージ。

富士山に雲がかかり風が吹くさまを現したそうです。

 

 

 

 

 

楽焼などもそうですが、伝統的な工芸は、

伝統なりの縛りと、独創性と

土の兼ね合いが難しいと思いました。

 

伝統のまんまでもだめでしょうし、

あまり形外れでもまずいでしょうし。

 

最後に、オオヤマレンゲ。

 

 

花が下の咲いたので、

これをさらに下から撮るのが大変。

痛めたわき腹がまだ痛い!

 

 

ということで苦心の撮影でした。