番外編 唐沢山神社、城跡のご案内。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

前回、ざっぱくな案内でしたが、今回はきちんと

唐沢山城跡と神社の紹介をします。

 

唐沢山城跡への入り口(旧田沼町栃本側)

 

よくここで左の鳥居下から細い道を入る方がいます。

グーグルとかナビによってはそっちを案内するとか聞きましたが、

左は行き止まり。太い道沿いに登ります。

 

ただし正月はこの道は下り専用。

佐野、奈良渕側から登ることになります。

(時間によっては渋滞すごいです)

 

 

カーブ2番。

ここから歩道は右に。15~20分で登れます。

 

お正月は車が混んで大変ですので、

下の駐車場から歩くのもいいですよ。

 

 

 

車ですと5分でここまで来ます。カーブ11番までです。

 

山道コース(関東ふれあいの道)は正面、車の左手に登ってきます。

駐車場はこの後ろ側。

正面の道は奈良渕への下りの車道。

 

 

ここが駐車場。

 

この先にも置けるので、結構台数は置けますが、

お正月は満杯になることが多いです。

 

 

 

駐車場から食い違いの虎口。

カギの手に曲がった道。

待ち伏せしていて敵をやっつける仕組み。

 

実際はもっと狭かったのですが、

明治になり神社を作るとき広げられました。

 

これが神社の参道。

 

左手が、大炊の井(おおいのい)

昔は単に大井とか言ったそうです。

 

 

 

井戸を上から見るとこんな感じ。

 

 

ホースは水質浄化のためだそうです。

 

 

ここが神橋。

昔は、橋はなく、引き橋。

戦の時はこの橋を引き上げます。

 

下は堀になっています(4つ目堀)

 

 

上から見るとこんな感じ。この斜面、橋がないとなかなか登るのも大変。

 

 

堀を横から見ると、こんな感じですが、

実際はもっと深く、4~5mあったと聞きました。

 

少し行くと、三の丸と本丸への分岐。

右が本丸(唐沢山神社)です。

 

 

この斜面のえぐれが、3つ目堀、堀切。

斜面を削って、通りにくくしたもの。

ここにも引き橋があったようです。

 

簡単に本丸へ行けない!

 

 

これが本丸(神社)への大手道。

この真ん中が、旧佐野市と旧田沼町の境目。

神社を2分割。

だから史跡への申請が遅れたのとか。

 

 

逆ですが、なぜか舟木一夫さんの奉納旗。

信心しているのだと思います。

 

大手道はここからへアピンカーブして登ります。

 

この先の参道は、神社創建(160年前)の時に作られた道。

 

 

階段を登ると、手水舎。

夏はアジサイなども浮かべられます。

ちなみにこれは天明鋳物。

 

 

正面が2の丸への道で、この右手が高石垣。

右の階段はかなり急で登りきると、、また階段!

 

この階段です。30段ちょっと。37,8段?

この階段は、昔はありませんでした。

神社を作った後、土砂崩れでこの斜面が崩壊。

ということで、階段にしたとのことです。

ですから急です。

 

無理と思ったら、左を巻いて、

高石垣沿いに行くと楽に行けます。お勧めです。

 

左が社務所。御朱印はここで。

続100名城のスタンプは、この社務所の右手に、

ひっそり置いてあります(多少わかりにくい)。

正面、南城館。

猫もいます。

 

 

この先の広場から関東平野が一望です。

東京のビル群、スカイツリーもこの日はよく見えました。

小さく見える正面の山が、カタクリで有名な三毳山。

一休みして、神社に向かいます。

 

 

 

さて、先ほどの急な階段を登ると(40段弱)また階段。

 

この階段は20段ありませんので、、。

頑張って登ります。

 

振り返ると急ですね結構。

 

 

たどりついた神社(本丸跡)。

参拝して、、。

二の丸へ。

 

 

二の丸に下って本丸、神社を眺める。

入り口の左右に大きな鏡石。

ちょっとわかりづらいですね。すみません。

 

 

 

 

 

これは本丸下りから二の丸。

神楽殿が見えます。

 

手前のテントは正月用か??

モミジのライトアップの時から設置されています。

 

 

 

 

 

二の丸に降りると高石垣。

 

 

 

 

 

上から見た旧大手道。

 

 

 

 

二の丸から三の丸へ。

 

 

 

 

 

ここが三つ目堀(堀切)。上から見たところです。

 

 

 

 

ここが三の丸広場の休憩所、

眺めがいいです。

 

 

 

ここが三の丸広場。

正面のモニュメントは、人形供養塔。

佐野は人形の生産地でもあります、

 

 

そこから下ると先ほど紹介した、

三の丸と本丸の分岐に出ます。

 

 

 

ここがその分岐です。

 

 

 

 

一周りすると、1時間程度。

1400年代の石垣から

1590年代の石垣まで、

よく残されている唐沢山。

 

春はツツジ、夏は風鈴参道、秋は紅葉が楽しめます。

また、諏訪岳へのハイキングに訪れる人も多いです。

 

この冬、神社参拝、ハイキングなどにおいでください。

 

今年もあとわずか。

 

良い年でありますように!