いよいよ年の瀬、今年も暮れようとしています。 | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

11月から今まで、炉開きに始まり、色々あったのですが、私の怠慢で、アップしていませんでした。軸も2,3度変えたのですが、肝心な炉開きの軸を写真に撮らなかったので、ご紹介できません。

 

さてそんなわけで今の茶室は、こんな感じです。

 

 

軸は「無事」、この時期らしいですね、そう言えば、糸魚川の大火も大変なことでした。そんな中で「無事」は、決してそう思えない方も、おいでかもしれませんが、取り敢えず今ここにいる事、それをめでたいと感じての、年末らしい軸です。今年の無事をまずは感謝感謝、、ですね。

 

なかなかおっとりした、というか、伸びやかな字ですね。誰でしょうかいたのは??

 

 

花は赤の侘助、そしてロウバイ、この時期は枯れ葉をつけて飾るとか、、、。

 

いままでに,飾られた花や軸などの紹介をします。ほんと怠慢ですみませんね。

 

まず最近までは、これでした。

 

恥ずかしながら私はこれが読めませんでした。

 

間違って、茶三昧???なんて読みそうですが、なんと

 

萬々歳    なんだそうです。「ばんばんざい」お正月に掛けることが多いそうですが、師匠は、今年も無事で、万々歳、、そんな気持ちで、この軸を年末にかけたとのことです。先ほどの無事と響き合いますね。

 

 

ズイナとツバキ(あけぼの)とか。ちなみにこのときは、真のお稽古、真台子を使っての稽古でした。

 

 

色々な方の状態に応じてお稽古をすすめるので、それなりに道具の出し入れが大変なようです。炭をおこして、お弟子さんの来るのを待っていたり、、、マンツーマンでの稽古も多く、師匠は私の目から見ると頑張っています、と見えます。多分今年はこれで稽古じまい。1月からは初釜、お茶事形式で行います。今度はちゃんと紹介します。良いお年をお迎えください。