釣釜の点前はどこが違う? | タカポンの裏千家茶道教室入門

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~芝刈り爺さんが綴る茶道歳時記~

今月の釣釜の下がった茶室。まだお雛様が出ていますが、お許しを




 素朴な質問ですが、実際 「釣釜」を使うとどこがどう違うか、、何しろ学生のころちょっとお茶をかじり、平点前ができるようになり、大寄せの茶会を経験して、一人前になった気がしていたのですが。お茶の世界はまだまだ深いです。


 と言うのもこの釣釜を使った場合の違いは、炭手前にあるのだそうで。ここでまた学生気分に戻り、それってなあに?というと、要はお茶を点てる前の炭を炉、風炉におさめる所作のことを、炭手前と言うそうです。


 炭斗、火箸、羽箒、カン(金偏に丸??)などなどを使うそうで。確かにぶら下がっている釜を外したりかけたり、炭を並べたりする動きが、普通の炉と違ってきますよね。詳しくはわからないのですけど。



 なにしろ私は、未熟者。遠い昔に習い覚えた世界では、とにかくお茶を点てるだけで精一杯。炭の並べ方だっていい加減でした。いやはや冷や汗ものです。あの頃の学芸会的な、大寄せ茶会。それだけが茶会と思っていました。


 少人数のお茶事形式ですと、それこそ席に入るところ、炭手前、食事を出す懐石、濃茶、薄茶、などなどの一連の流れが、複雑にもきちんと決まっていて、なるほどこれもお茶会なんだと、最近知りました。



 そのお茶事の一部がいわば、今の「お茶会」の形としてあるのですね。より多くの人にお茶を飲んでもらい道具に触れてもらうためのものですが、こじんまりしたお茶事を体験するのも、いいでしょうねきっと。学生のころの茶会で、紙釜敷に香合のせて、と言うしつらえはそもそもこの炭手前省略の意味と言うこともやっと納得。うーーんムズカシイ、深いですね。




今週の床の花、梅と椿(玉の浦)


 

 


これは先週のもの。いろいろあり少し書くのが遅れました。