21日日曜日に蛹を冷温庫から出してから2日後の火曜日23日朝、早く蛹になったグループの3分の1以上、12頭が一斉に羽化した。




多分明日水曜日がピーク、残る蛹の大半が羽化するだろう。

遅く蛹になったグループにも羽化兆候は現れているが、まだ全く羽化していない。蛹化が平均9日遅いので、これは当然。その9日の間、冷温庫で冷やしていたために差は短縮され、常温での羽化日の差は2日程度と想定している。金曜日あたりが羽化のピークで、木曜日あたりから羽化が目立つ感じになる筈だ。

実は両者の羽化日の差は発育零点と関係しており、式を゙出しての説明は避けるが、もっと差があると、発育零点はもっと低く、差が小さいとしたら発育零点はもっと高く、特に差がない(ゼロ)としたら発育零点は10℃以上と言う面倒なことになる。この話を゙蒸し返さずに済むと言う意味でも、差は2日程度なのがあり難い。


羽化した成虫は、週に2回程度餌を飲ませながら、冷温庫で20℃よりも少し低めの温度で保存する。その間に雄の成熟も進む筈である。交尾は8月3、4日付近で試し、直ちに産卵に移る。