今日まで確定しなかった袋8および袋9の中にいた幼虫数が確認できたので、ここに記載しておく。

袋8 25

袋9    3



したがって、袋7までの総数173と.この2袋の合計数28を合計すると、201となる。

その他、1頭はベランダで経過観察しており、それも含めると、合計数は202である。



採集した雌は、春型にしても腹部が小さく、産卵数は少ないと見えた。したがって普通の大きさの゙夏型の個体であれば250とか300卵程度産卵可能と考えられる。



実はこの数、197とか198、僅かに200に届かない数になるだろうと想像していた。作業の゙ミスで、私は2頭死なせている。そのミスさえなければ200に届いたと言う数、死んだ雌の私に対する恨みが籠った数になるのではないかと考えていた。そうならず、200に届いたと言うことは、雌の私に対する恨みはなかったと言うことだろう。伊豆の踊子に喩えて賞賛したことに対する感謝まであったかは不明であるが。


それにしても9袋目、最後の袋の中にいた幼虫数3は少ない。6月に入ってからずっと苦労したのに。袋の中からかなり糞が出ていたが、想像していた通り、混入していたアゲハの゙ものであった。とは言え、この3がなければ200頭に届いていないのも事実。毎日2回以上、殆ど翅のない雌の゙翅をつまみ、口吻を゙伸ばして餌を飲ませたと言う献身的な老老介護の゙甲斐があったと考えておこう。


さて、これにて幼虫飼育編は終了、実はすでに蛹化は始まっている。次回から蛹の取り入れに話題が移る。202頭すべてが育っているかどうかは分からないが、現時点で病死した幼虫は見ていない。病気ゼロで蛹の話題も終了したいものだ。