4月第一週頃に産卵を゙終えたギフチョウ、5月第2週の゙今、終齢幼虫の゙摂食の゙ピークにある。

産卵数や孵化数は正確には分からない。現在の数を゙ごく大雑把に言うと、丹沢、富士川合計で200程度終齢幼虫になり、そのうち150頭は里子に出し、手元には合計50程度残す。知り合いが新潟産の゙ギフチョウを゙産卵させようとしていたが、幸か不幸か少数しか産卵せず、その一部を゙引き取る話は消えた。ギフチョウは手元に残す約50頭が全部だ。


で、里子に出す前の合計200頭が、ウスバサイシン200枚と、ランヨウアオイを゙中心とするカンアオイ200枚をすべて食べ切った。つまり、1頭あたりで2枚食べたことになる。下の写真は糞掃除の゙途中。



ダイソーの゙ペットシーツには2種類ある。上の写真のものは10枚で税抜き100円のもの。これは縁がピンクで、吸湿部がかなり薄い。終齢幼虫の゙途中からはブルーの゙、8枚で税抜き100円の物を使う。遠からず軟便、液便を゙するようになるため、少し厚いものに変える訳である。

蛹になってから、半年以上置く容器には、排尿7回分とされている、高齢者用の紙おむつに入れる尿とりパッドを゙使う。これを十分湿らせることで、十分な湿度のある環境で蛹を保持する。

一昨年の記事の冒頭で、摂食量として、ギフチョウの゙終齢幼虫は、普通のカンアオイで1頭4枚と書いたが、明日以降、手元には約50頭の゙幼虫が残り、ランヨウアオイは100枚ほど確保してある。つまり、計算上はすべての葉をきっちり食べ切って蛹になる。しかし、そんなにうまくいくはずはない。不足する可能性はある。最低でも後50枚、できれば100枚ないと安心できない。


すべての葉をきっちり食べ切って蛹になるなんてのは、理想でも何でもない。葉っぱが全部なくなって蛹になったということは、もう少しあればもっと食べた可能性を゙排除できない。蛹になる時点でごく僅かに緑色の葉が残っている。それが理想だ。